結婚したら誰もが一度は夢をみるマイホーム。しかし、安易に手にしてしまうと、後々後悔してしまうかもしれません。今回は筆者の知人Aさんから聞いた体験談をご紹介します。
画像: ftnews.jp
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アパートから退去命令

結婚当初、アパートで生活していたAさん夫婦。築年数はだいぶ経っていたものの、夫婦2人だけということもあり、何不自由のない生活を送っていました。

そんなアパート生活が2年ほど続いたある日。管理人から1通の書類がAさん夫婦の元に届きました。その内容は「現アパートの老朽化に伴い、単身者用のアパートへの建て替えを行う。1年以内に退去してほしい」とのこと。

つまりAさん夫婦は、アパートから早めに退去せざるを得なくなってしまったのです。

巧みなセールストークに乗せられて

Aさん夫婦は、近いうちに子供が欲しいと望んでいました。夫は将来のために早くマイホームを持ちたいという考えでしたが、Aさんには金銭的な不安があったので、持ち家を買うかアパートに引っ越すか悩んでいました。

そんなとき、近くの住宅展示場で住宅フェアが行われるというので、夫の誘いから軽い気持ちで行ってみることに。しかし、Aさん夫婦はそこのとある家に一目ぼれ。すぐさまその住宅メーカーのブースに足を運び、相談を始めたのです。

夫「こんな家、俺たちには無理っすよね……」

営業「いいえ。 今までの家賃で新築に住めますよ!」

Aさん「えっ!? 本当ですか?」

営業「いつまでも家賃にお金を払い続けるなんてもったいないですよ。お子さんを授かる前の今がチャンスですよ!」

こんな感じで、セールストークにまんまと乗せられたAさん夫婦。なんとマイホームの購入をその場で決意してしまったのです。もちろん頭金0の35年ローンで……。


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