ペットも家族の一員とよく言いますが、子どもの名づけと同じように、ペットの名前も色々考えてつける人も多いのではないでしょうか。今回は私の知人Cさんから聞いた、よそのペットの名前から意外なことが発覚してしまった時のお話です。
画像: 「うちの子たちと同じ名前、、、」公園で出会ったワンちゃんをきっかけに → 夫の"ゲス不倫"が発覚!?

散歩中に出会ったワンちゃん

Cさんは当時、男女の双子を出産したばかり。

妊娠してから旦那さんの仕事が忙しくなり、帰宅が遅いため、近くに住んでいる実母の手を借りながら双子の世話をこなしていました。

そんなCさんの楽しみは、夕方に少しの間子どもを実家に預け、近所の公園を散歩すること。30分~1時間というほんのわずかな間ですが、ひとりになる時間を作り、慣れない育児の息抜きをしていたのです。

ある日いつものように公園を散歩し、ベンチでのんびりしていたCさんの足元に、散歩中の可愛い子犬が2匹じゃれついてきました。
「あ、ごめんなさい!」
「いえいえ、いいんですよ」
若い女性が慌てて子犬のリードを引いてCさんから離そうとしましたが、Cさんは構わず2匹の子犬の頭を撫でました。

「かわいいなあ……」
2匹とも毛並みがフワフワで、よく手入れされているのが見ただけでわかるほど。
「名前はなんていうんですか?」
Cさんが尋ねると、若い女性はちょっと恥ずかしそうに「すばる(仮名)とあけみ(仮名)です」と答えました。

同じ名前にビックリ

「え……」
その名前を聞き、思わず口をぽかんと開けてしまったCさん。なぜならその「すばる」と「あけみ」という名前は、今Cさんの実家にいる双子と同じ名前だったからです。

最近は子どもにグローバルで通用するような名前を付ける人も多く、うっかり近所の犬と同じ名前になってしまったという話もたまに聞きますが、Cさんの子どもたちは旦那さんのこだわりでいたって和風の名前です。

犬の名前にはあまり使われることがない名前なのに、2匹とも自分の子どもたちと同じ名前であることに驚いたのでした。
「ちょっと珍しい名前ですよね。でも気に入ってるんです」
「そ、そうなんですか」
若い女性はにっこり笑って、2匹の子犬を連れて去って行きました。

「偶然にしては、ちょっとできすぎだよね」
Cさんの頭にある疑惑が浮かび、ベンチから立ち上がりました。


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