まとめ買いをすると、食料品や日用品がお得に手に入ることってありますよね。大型スーパーでまとめ買いして、友人同士でシェアするなんて話もよく聞きます。お互いに得する形で食料品などを購入することは、双方の家計にとってプラスになります。しかし、中には自分だけが得しようとする人もいるようで……。今回は、友人から聞いたセコいママ友のエピソードをご紹介します。

大型スーパーのまとめ買いで節約!

画像: ftnews.jp
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A子は、B美が自分の買ったものを欲しがり、勝手にもらっていってしまうことが唯一気になっていました。
温厚なA子は「少しぐらいはいいか……。」とB美の行動を見過ごしていました。
しかし、A子がB美の行動を見過ごすうちに、B美はどんどん調子に乗って毎回1円も払わず食べ物を奪うようになってしまいました。

そんなある日のこと、A子はついに我慢の限界がきてB子に、
「ちゃんとお金も食材も半分こしようよ」と話しました。

これでB美の欲しがりもなくなるはずと思っていたA子。
しかし、B美は反省するどころか「A子ちゃんケチすぎ!そんな大した量じゃないじゃん」と自分の行動を正当化してきたのです。

A子はさすがに許せないと思い反撃を決意。
次の買い出しの時、またB美が「味見程度にちょっとだけちょうだい!」とA子のものを少しずつ奪おうとしてきました。
そこで、A子は持参した小分け袋にB美が要求した食品を入れ、はかりで計量しました。A子はB美が奪おうとしたものの金額を正確に計算し、B美にグラム売りをすることにしました。

B美はさすがに金額がハッキリ出ると焦りだしました。
それ以来、B美がA子のものを欲しがることはなくなったそうです。

少量ずつとはいえ、A子が家計を気にして家族のために買ったものを、毎回タダで奪えるB美のずうずうしさには驚きを隠せません……。目の前で計量し、請求することで、「ちょっとぐらい」ではないことをB美に自覚させたA子の戦略は大成功でしたね。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:佐田 静
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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