自分のことや身内のことは謙遜の気持ちで、人前で自慢しなかったり褒めなかったりするのはよくあること。ですが、謙遜と貶めることは別。知人や同僚の前でいばりたいがために、大事な人を傷つけることはよくないですよね。今回は、友人の前で気が大きくなり、妻を貶した夫と、静かに復讐をする妻のお話をご紹介いたします。

口は災いの元……! つい見栄をはった夫は?

画像: ftnews.jp
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そんなる日、夫の友人宅に招かれ食事をしていました。
すると、夫は
「いや〜〇〇(友人)の奥さんは、気が利くし、料理も上手だね!」と絶賛し始めます。
ここまでは良かったのですが、
「うちの嫁は全然ダメ! 何にもできないんだよね〜。〇〇が羨ましすぎるよ!」
と自分の妻を必要以上に貶める発言を連発していきました。

ニコニコしていた妻ですが、内心はイライラマックス。日頃の不満もあり、怒りを必死におさえていました。妻は、静かに復讐を誓います。

翌日、「何もできない妻」になることにしました。
食事の用意もその他の家事も自分の分だけやり、夫の洗濯物や食事は何もやらないことに決めたのです。

1週間、その生活が続きます。するとついに、夫が土下座!!
「調子に乗ってすみませんでした!! 今後もどうか家事をしていただけないでしょうか?」と平謝りしてきました。

直接的に夫を非難・攻撃するのではなく、あえて「夫の言った通り」の人物像になることで復讐をする妻。友人の奥さんを褒めるために、冗談として言った一言でも、普段から仕事と家事を頑張っている妻からしたら許せないことだったと思います。
当たり前と思っていることに対する感謝の気持ち。それを、常に忘れないようにしたいと思いました。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています

Illustrator:べこもち85
ftnコラムニスト:haru

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