知人女性のことを「育ちが悪い」と言って見下す姑。
そんなセレブ嗜好の強い姑の次男が、お嬢様と結婚することになりました。
「まさに理想の嫁だわ!」と大ハシャギの姑でしたが、どうやら調子に乗り過ぎてしまったようで……。知人女性から聞いた姑の話をご紹介します。
画像: ftnews.jp
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自称セレブの姑

私の知人女性は、実家の財政難から苦労を重ねながらも、それを乗り越えた素晴らしい女性でした。
彼女は頑張って勉学に励み、公務員となり、お家にも仕送りをしていたのです。
そんな美しい心を持った彼女は、大企業に勤務するエリート男性に見初められ、めでたくゴールインします。

相思相愛の2人でしたが、夫の姑は彼女のことを快く思っていませんでした。
「あなた、高卒なの? オマケに習い事もしてこなかったなんて……。息子の嫁となる人なら、せめてピアノと華道くらい、嗜んでいて欲しかったわ」
そう言って、何かと彼女のことを見下す姑でしたが、知人女性は持ち前の明るさで乗り切っていました。

義弟の花嫁候補

そんなある日、夫の弟が婚約しました。
義弟もまた、税理士として働くエリートで、彼の婚約者は良家出身のお嬢様とのことです。

この話を聞き、大喜びの姑は、家に義弟の婚約者を招待しました。
そこでお茶くみ要員として、知人女性も招かれ、姑は義弟の婚約者を大絶賛し始めます。
「有名私大卒で、オマケにバレエのコンクール受賞歴もあるなんて、素晴らしいわ~! やっぱり、そういう生まれ育ちの良い方に、お嫁に来て頂きたいわよね~。長男の嫁なんて、生まれも育ちも悪いのよ~」


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