「良かったら、連絡先を交換しませんか?」
ここは街コン会場? いいえ図書館です! であるにも関わらず、女性利用者に片っ端から声を掛け続けた迷惑な男性利用者。知人女性が体験したトンデモ利用者のエピソードを、お届け致します!
画像: 「運命の出会いですね♪(ニヤッ)」【図書館でナンパする男性】→ 出禁になり解決かと思いきや!?

神聖な図書館で不埒なナンパ

知人女性は、公共図書館に勤務しています。
ですが近頃、図書館には困った男性利用者が出没していました。
30代半ばと推測される男性利用者は、あろうことか気に入った女性利用者に片っ端から声を掛けていたのです。

「あなた、綺麗ですね! 良かったら、連絡先を交換しませんか?」
「その本、僕も好きなんです! これって運命ですよね?」
SF、ミステリー、純文学、歴史とジャンル問わず、その口説き文句で女性にアプローチする男性利用者の手口には呆れてしまいます。

もちろん真の読書家である利用者達にとって、この男性利用者の行動は迷惑でしかありません。
彼に対する苦情が相次いだのに加えて、いくら注意しても男性利用者がナンパをやめないので、ついに彼は図書館を出禁になってしまいました。

一難去ってまた一難……

「ふざけんな! 覚えてろよ!」と言いながら、出禁にされた図書館に捨て台詞を吐く男性利用者。
そして後日、図書館では、とある嫌がらせ行為が発見されました。
なんと閉館時間対応の返却ボックスに、ゴミが大量に入れられていたのです。

返却ボックス付近には監視カメラが仕掛けてあったので、映像を確認したところ、案の定、犯人は例の困った男性利用者でした。
知人女性は、警察に男性利用者のことを相談しました。度重なるナンパ行為で出禁にしたこと、ゴミを大量に入れられたことを話したところ、警察が悪質な行為だと判断。
「明日のこの時間帯に、図書館をパトロールします」と犯人確保に協力してくれることになりました。

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