誰にでも浮き沈みはあるものですが、沈んだ気持ちのまま前を向けずにいる人も多くいることでしょう。筆者の友人もなかなか前を向けずにいたのですが、ひょんなことから奇跡が起きたという話を聞かせてくれました。
画像: 「これを最期の晩餐にしよう」【絶望の淵にいた男性】が大好きなピザを頼んだら → ハッピーエンドに?

退職して引きこもり。お金もどんどん無くなる

私の友人A男さんのお話です。
A男さんは大学を卒業して就職していましたが、仕事のストレスから鬱になってしまい、5年目にして退職。
そのまま引きこもりの生活になってしまったのです。

一人暮らしの部屋は荒れ果て、掃除どころか食事も取ったり取らなかったり。
買物で外に出るのが億劫だったので、ネットスーパーや宅配ばかり頼んでいました。

そんな生活を数ヶ月続けていたのですが……。
元々貯金が少なかったのもあり、一瞬で金欠になってしまったのです。

まさに最期の晩餐。大好きなピザを注文すると

(お金が無くなる、働きに行かなきゃ。でも何も出来ない。どうしたらいいか分からない。)

沈んだ気持ちが良くなることはなく、もうこのまま死んでしまおうかなんて思うようになっていました。

そうしてA男さんは、最期の晩餐のつもりで大好きなピザを頼むことに。
死にたい気持ちと生きたい気持ちが交錯する中、一番好きなピザを食べてから決めようと思ったのです。

注文から30分もしないうちに、ピザが到着。
玄関先でお金を渡してピザを受け取りドアを閉めようとすると、突然配達員が声をかけてきました。


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