これは私の友人Aが実際に体験したお話です。行きつけのショットバーに来ていた見たことのないお客さん。何となく様子のおかしいその人から勧められたモノとは?
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隠れ家的なお気に入りのショットバー

私の友人Aは無類のお酒好き。仕事帰りに複数のお店をまわり、お気に入りのショットバーを見つけました。隠れ家的なそのお店は、キャパが10人程度のこじんまりした雰囲気。Aも最初は敷居が高く感じたと言いますが、マスターや常連さん達の人柄に魅かれて、足繁く通ったそうです。

Aは仕事帰りにそのショットバーへ立ち寄り、2~3杯ほど好きなカクテルを飲むのが至福のひと時でした。しかしそんなAの楽しみをぶち壊すような出来事が起こったのです。

見たことのないお客さん

Aが通い始めてから2年ほど経ったとき、いつものように店へ行くと、いつもAが座っている席に、明らかに常連ではない、初めて見る男性が座っていました。カウンター席は6席しかなく、あとの5席は常連さんがすでに飲み始めていました。

気を利かせたマスターが、別の椅子を持ってきてくれたため、Aはカウンターの端に座ったそうです。そこでAは嗅いだことのないニオイがしていることに気付きました。マスターを見ると、マスターだけではなく常連さん達も困ったような顔……。例の一見客がベロベロに酔っぱらった状態で吸っている、タバコのようなものから怪しい香りが漂っていました。

これって……犯罪じゃないの?

Aはすぐにマスターへ目配せをして「何か変なニオイがする」と伝えました。するとマスターも「今日は帰った方がいい」と言ったそうです。

一見さんは、ベロベロになりながらもAや常連さん達に「このタバコ吸ってみてよ~」と絡んできたそうです。マスターは何か危険を感じたのか、常連さん達を全員帰し、警察に連絡。Aもさすがに嫌な予感がしたため、その日は何も飲まずに帰ったそうです。

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