懐かしい友達に街でばったり出会いました。再会がうれしくて一緒にランチをしたのが、耐えがたい苦悩と苦痛の始まりでした……。これは私が実際に体験した、ある意味「怖い」話です。
画像: ftnews.jp
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偶然出会った同級生

ある日街で買い物をしていると、中学校のときの同級生A子に偶然会いました。卒業以来の再会だったので、ランチを食べに一緒にファミレスへ行くことに。

メニューを選んでいると、A子の友達が3人やってきました。「一緒にいいかな」とA子が言うので快諾し、一緒にランチを楽しみました。全員40代に差し掛かる年齢だったので、「そろそろ健康にも気をつけなくちゃね」という話をしたところ、A子が言いました。

「健康と言えばこの鍋なんだけど……」と言って鍋を出したのです。A子の友達3人も食い気味に近寄ってきました。この後A子は、鍋の素晴らしさについて1時間ほど語り始めました。

まるでテレビショッピング

「この鍋は、特別な鍋だよ」
「食材の栄養が壊れず、すごくおいしい料理ができる」
「身体に害がない素材でできているから安心安全」
などなど、まるでテレビショッピングのよう。

友達3人も「安い鍋は変な金属が溶けだしているかも」「普通の鍋は栄養が壊れるっていうし」「この鍋なら安心できる」など、非科学的でめちゃくちゃな説を唱え、どんどん不安を煽ってきました。さらにA子は、「鍋は1つ10万円だけど入会金が20万円で……」と話を続けます。

「あなたもどう?」と言われたのですが、私は「お金がないから無理」と言いました。それにも関わらず「安心して! 分割とかローンとかあるから」「買わないと後悔するよ。こんなすごい鍋普通に売ってないもん」「買うしかないよねー」など、どんどん煽ってきます。

友達とその他3人の正体は!

とうとう私は、4人がかりで説得されることになってしまいました。全員笑顔なのに目が笑っていなくて、すごく怖かったです。

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