お金に関することは身内であってもトラブルになりやすいものです。
今回は、筆者の友人A子さんの体験談をご紹介します。
画像: ftnews.jp
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姑に内緒でお金を貸していて……

A子さんは義実家の近所に家を建てていて、義両親とはそれなりに良好な関係を築いていました。
しかしある時から、A子さんは姑から「お金を貸してほしい」と頼まれるようになりました。
金額は微々たるものだったので、A子さんは自分のお小遣いから貸すことにしました。

「皆には内緒にしてほしい!」

そう頭を下げて言う姑。
そんな姑の世間体を守るために、夫にも舅にも誰にも言わず秘密にしていました。しかし……

気が付くと、どんどんと借りる頻度が増えていったのです。
最初は1か月に1、2回程度だったのが、数か月後には週に1、2回。
いつの間にか、会う度に貸してほしいと言われるようになっていました。

さすがに頻度が多いと感じたものの、金額は数百円~数千円程度。
誰にも相談できず、悩んでいました。

善意!? あげたつもりはないのに!!

ある日、A子さんが姑に貸していた金額を改めて計算し直してみると、なんと十数万円にも上っていました!
そして姑は一向に返してくれる気配はありませんでした。

A子さんはたまたま大きい出費があったので、勇気を出して姑に「少しでも返金してほしい」と話したのです。ところが……

「あれはあなたの善意よね?」

そう大きなため息をついて話す姑の姿に、A子さんはショックを受けました。
私が善意でお金を渡したと勝手に解釈し、姑はお金を返すつもりはないと言うのです!

確かに善意で貸していたけど、後で返してもらうつもりだったのに!

姑の世間体を守るために、必死に誰にも言わずに貸していた自分が惨めに思えてきました。
そうしてA子さんは、ついにやり返す事にしたのです!!

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