受験をするのは子供自身ですが、親も無関係ではいられません。筆者の知人Aさんは、志望校が同じママに勝手に敵認定されてしまい、1年間嫌がらせに苦しみました。精神的に追い詰められ、受験を諦めてしまおうかと思ったこともありましたが、Aさんは頑張る息子を必死に応援。Aさん親子の受験戦争の結末やいかに?!
画像: 鬼ママ「受験に落ちろ!!」【子どもの中学受験】でママ友から陰湿な嫌がらせ! → 耐え続けた結果?

知られちゃった! 志望校が同じ

Aさんは、地方都市で中学受験を希望するママです。あまり中学受験をする子供が多い地域ではなく、Aさんは受験をすることは秘密にしていようと思っていました。

しかし、子供は黙っていることができずに学校で話してしまい、クラスに志望校が同じ子がいることがわかったのです。

受験怖い! いきなり敵認定

ある日、授業参観があったときのことです。Aさんは今まで喋ったこともないOさんから話しかけられました。Oさんの子も中学受験をするそうで、志望校は同じとのことです。

AさんはOさんが声をかけてくれたのを嬉しく感じ、情報交換ができる仲間が増えて嬉しいと思っていました。その一方で、Oさんの様子はどんどんおかしくなっていきます。

「じゃあ、うちとAさんはライバルってことね。絶対に負けないわ!」

どうやらAさんは、Oさんに勝手に敵認定されてしまったようです。

Oさんなの? 嫌がらせが始まった

Oさんに話しかけられた次の日から、Aさん宅では嫌がらせのような現象が頻発するようになりました。いたずら電話はしょっちゅう鳴るし、郵便受けにゴミが入れられるなど、地味な嫌がらせが続きます。

「もしかしてOさん?」と思うものの証拠はなく、Aさんは耐えるしかありませんでした。

受験が近づき、Aさんの息子の成績が伸びてくると、さらに嫌がらせはエスカレート。「落ちろ!」「不合格」と書かれた紙が家に貼られたり、玄関前にゴミを巻き散らかされたりするようになったのです。

ついに受験! 結果は…

嫌がらせに心が折れそうになることもありましたが、それでも耐えて、ついに受験の日を迎えました。するとその日からパッタリと嫌がらせは止み、やはり受験の邪魔をしたかったのだということがわかります。

そして合格発表の日。

Aさんの息子は無事に合格していました。Oさんの子供は不合格だったそうで、今でもすれ違うとものすごい表情で睨んできます。

受験は争いとはいえ、できることなら誰かを引きずり落とそうとするのではなく、切磋琢磨して高め合いたいものですよね。

ltnライター:安藤こげ茶

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