人気の飲食店に勤める私の友人の話です。ほんの少しのテレビ出演が、彼女の安心安全な日常を崩壊させるような、恐ろしい出来事となってしまいました。
画像: ftnews.jp
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数秒のテレビ出演

友人が勤めている飲食店は、時々地元のテレビ局が取材にくる有名店です。ある日店の人気メニューを撮影するために、テレビ局の人がやってきました。店長からインタビューを受けてほしいと依頼されて、友人は数秒ですがテレビに出ました。

一瞬の出演だったのですが友人知人には大反響で、とても楽しい経験ができたと喜んでいたのですが……。

数日後、テレビを見たという人からお店に手紙が届きました。

恐怖の手紙

手紙の内容は、
「テレビであなたを見て一目ぼれしました」
「あなたが好きです。付き合ってください」
「僕のこと好きになってほしいからお店に行きます」と書かれていたのです。

店長に相談したら「お知らせのはがきにお礼を書いて送っておく」と言われたので放置しました。すると、次の日もその次の日も、毎日のように手紙が届くようになったのです。

店長は「ごめんね、こんなことになるんだったら、僕が出たらよかったな」「女性に出てほしかったから頼んでしまったよ」と言われました。友人は楽しかったから気にしないで欲しいと店長に伝え、その後は手紙が来ても一切相手にしないことにしました。

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