元カノ「なんでブロックするの！？」→ 彼「ヒィ！！」【SNSで別れを告げた彼】→ 地獄絵図に！

SNSで別れを告げた彼

友人には昔、友達以上恋人未満の彼がいました。彼との仲が親密になり、一人暮らしの彼の家に遊びに行くようになったのです。その時彼に「俺たち付き合おうか」と言われたので、即OKしました。

実は彼には幼馴染の彼女がいました。彼は「彼女と別れるわ」と言って、SNSで彼女に別れを告げたのです。
友人は、彼にきちんと話し合うべきだと伝えたのですが、彼は「別れたいと何度も伝えていたから」と言います。二人のことに口をはさむのも失礼かと思い、友人はそれ以上は触れないようにしました。

晴れて二人はお付き合いがスタートしました。二人はにこやかに笑い合い、幸せな時間を過ごしていたのですが……。

怒涛の通知音

彼のスマホに通知音が怒涛のように響き渡ります。元カノから別れたくないという連絡でした。
彼は「こうなるから嫌だったんだよね」と言い、元カノとのSNSをブロックしたのです。

すると、ブロックしたSNSとは別のSNSからどんどん通知がきました。
彼がすべてのSNSをブロックすると、今度は共通の友人のSNSを通じて、ひっきりなしに連絡がきました。

さらに元カノの行動はエスカレート。元カノは彼の会社や実家に電話をしているようで、心配した同僚や母親からも電話がかかってきました。怖くなったので友人は「やっぱりちゃんと向き合った方がいいよ」と伝えたのですが、時すでに遅し。

しばらくすると彼の玄関をノックする音が！

ドンドン！ ドンドン！
「どうしてブロックするの！？」
「ねぇ。開けてよ！」
「お願いだからブロック解除して！」元カノでした。

恐ろしい形相の元カノ

「お願いーー！！」大声で叫ぶ元カノ。さすがの彼も怖くなったようで、玄関を開けることができませんでした。友人はその日、彼の家から出るのは危険と判断し、彼の家に泊まることにしました。

翌朝、そっと玄関を開けると……。

「あなた誰！？」
「この女は誰よ！！」元カノがいました。

朝になり流石にもう諦めただろうと思っていました。
しかし、鬼の形相で睨みながら勢いよくこちらに向かってきたため、また玄関を閉め、彼は110番通報。
怖くなった友人は逃げるように立ち去り、付き合って1日で別れたそうです。

SNSで一方的に別れたつもりでも、相手が納得していなければ大きなトラブルに発展してしまう可能性もあります。友人は、自分に危害が加わる前に逃げられてよかったとホッとしているようでした。

ltnライター：鈴木まさ美