クレクレママもやっかいですが、善意と見せかけ押し付けてくるママも手ごわいようで……。今回は、好意だと思って受け取っていたら後日とんでもない展開になったというお話をご紹介します。
画像: ママ友の【おすそ分けルールがヤバい!】→「ハイ、どうぞ♡」親切のフリした《セコママ》だった!!

近所に越してきたA子一家

これは知人から聞いた話です。

近くの空き家に引っ越してきたA子さん。40歳くらいのご夫婦で、小学生の息子さんとの3人家族でした。引っ越し当日に手土産を持参し家族全員で挨拶にまわるなど好印象。子供が同じ小学校に通っていることもあり、顔を合わせると挨拶をするようになりました。A子さんはとても社交的で、グイグイ来るタイプのママさんでした。

A子さんの夫は料理人

A子さんは専業主婦でしたが、旦那さんは料理人らしく「将来は自分の店を持つために修行してるの」と言っては、旦那さんのこれまでの経歴などを何度も聞かされました。イタリアンやフランス料理などさまざまな分野を修行して、いずれ持つ店では自分流にアレンジしたメニューを出すんだと話していました。店を持つためには多額の資金が必要で、貯金しなきゃが口癖のようになっていました。

料理のお裾分けを持ってくるように

ある日、大きめのタッパーを持ってやってきたA子さん。なにかと思っていたら、新メニューに挑戦して作りすぎたからお裾分けだと話し、「遠慮しないでどうぞ♡」と持ってくるようになりました。毎回20cmくらいの深型タッパーにぎっしりと詰められており、かなりの量が入っていました。そして新メニューというだけあって、どれもあまり美味しいとはいえない内容。何度か断ろうとしましたがA子さんの勢いに勝てず、せっかくの好意を断れず、仕方なくもらっていました。貰いっぱなしも悪いので、実家からもらった野菜やコストコで買ったものをお裾分けしたりしていました。他のママ友も同様に大量のお裾分けを持ち込まれていたそうで、それぞれ見合った物をお裾分けしていたそうです。

A子から予想外のものを渡され驚愕

半年後、A子さんがやってきてあるモノを渡されました。

よく見てみると、これまでA子さんが持ってきたお裾分けの内容と日付が記してあり、その横には金額が記載されていました。「これまでのウーバー代の請求書です、よろしくね♡」と話すA子さんに、お裾分けだって言って勝手に持ってきたのにお金を取るのかと聞いてみると、「料理人の夫が作るお裾分けがタダなわけないでしょ!? 美味しい料理食べさせてもらって金払わないって食い逃げと同じよ!」と逆切れ。この人はヤバいと思った私は記載されている金額を支払い、二度と関わらないでと言ってお帰りいただきました。もちろんうちだけでなく他のママ友の家にも請求書を持って押しかけたA子さんは、各家でトラブルを起こし、ママ友の中でヤバいやつ認定され、総スカンをくらうことに……。

いらないことははっきり断らないと、面倒なことに巻き込まれると勉強した出来事でした。

ltnライター:karira

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