定年を迎えたお姑さん。趣味で家庭菜園をしているお姑さんもいますよね。せっかく作った作物を誰かにあげたくなる気持ちはわかるのですが、なかにはあまりにも大量の野菜をもらって困るというお嫁さんがいるのも事実です。今回は、そんな嫁姑の関わり方を上手にクリアしたAさんのお話しです。
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定年後家庭菜園を始めたお姑さん

お姑さんは3年前、家の近くの農園を借りて、趣味で家庭菜園をはじめました。

定年前は仕事命のお姑さんだったので「家庭に入ると覇気がなくなるだろうなあ~」と
心配していましたが、野菜作りが日々の活力になっているのか、現役のころより元気です。

春夏秋冬、いろんな野菜を作り、それを食べることが幸せなんだといいます。

しかし最近、お姑さんが作る野菜の件で、困ることが出てきました。

お姑さんの野菜、どう処分しよう?

家庭菜園を始めて3年。
お姑さんは随分慣れてきたせいか、農園を広げ野菜をたくさん育てて収穫するようになりました。

収穫した野菜は、もちろんAさんにもおすそ分けしてくれます。

少しならいいのですが、箱いっぱいに入った野菜たち。
なかには、腐っている野菜や苦手な野菜もありました。

(ありがた迷惑なんだけど)つい、そんなことも考えてしまいます。

A子さんは共働きだったので大量の野菜を使い切ることができず、
お姑さんには申し訳なかったのですが、半分以上を処分するようになったそうです。

こんなことをずっと続けていては、自分にもお姑さんにもよくない!

そう思ったA子さん。

いろいろ考えて、ある行動に出ます。

お姑さんの農園で一緒に野菜づくり

Aさんは休みの日に子供を連れて、お姑さんの農園に行くことにしました。

最初は、大量の野菜をもらうのではなく
自分が欲しいと思った野菜を収穫して、それをいただこう!

そういう気持ちから農園に行こうと思ったそうです。

しかし農園でお母さんに寄り添い、一緒に作業を重ねていくうちに
Aさんは、野菜作りの楽しさを知ったといいます。

土を耕し、種を撒く。芽吹くと可愛いです。
ぐんぐん成長して、実を結ぶ野菜たち。

日々仕事や家事に追われ、心に余裕もなくなっていたのに
太陽を浴びて作業をすることで心身ともに元気になっているのがわかります。

いまではパートを週3回に減らし、お姑さんと楽しく野菜作りをしているそうです。

「野菜は? いまも大量にもらっているの?」と尋ねると
好きな物を好きなだけ持って帰っていると言っていました。

嫁姑の関係を上手にクリアした上、野菜作りを楽しめるようにまでなったAさんに脱帽です。

ltnライター:立花彩夏

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