自分のほうが立場が上だからといって、相手にひどい態度をとる人に出会ったことはありませんか? 「上司だったので何も言えなかったんです」と当時を振り返るA子。セクハラを受けるも上司だからと泣き寝入りしていたら、まさかの人物が助けてくれた、スカッとするお話です。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

上司のセクハラに困る新入女性社員

新入社員のA子は上司である男性からのセクハラに困っていました。「彼氏いるの?」「もっと女らしくおしとやかにいないと男も逃げちゃうよ」と何かと気分を害する発言をされるも、上司であるため強く言えず悩みだけが膨らんでいたそうです。

思い切って同僚に打ち明ける

あるとき「胸、意外とあるじゃん」とニヤニヤした目でA子を見るようになった上司。あまりにもひどい態度にたまらず休憩室で泣いていると同僚のB美が「どうしたの?」と声をかけてくれました。上司のセクハラに悩んでいることを話すと「辛かったよね」「私が何とかしてあげるから」と話すB美。そのときはB美の発言がよくわからなかったものの、辛い思いを誰かに吐けて少しすっきりしたそうです。

セクハラ上司に鉄槌を下したのは……

その数日後、急にA子の部署に訪れたのはまさかの社長! 女性の社会進出を重視する女社長で、A子も憧れている存在であるものの、面接時以来会ったことがありませんでした。社長は上司を呼び出し、1時間後上司はすっかり憔悴しきった顔で帰ってきたそうです。そしてその日のうちにこれまでのセクハラ発言を謝罪されたA子。B美が何かしてくれたんだ、と思いB美と話すことにしました。

セクハラがなくなってスッキリ

するとB美から「実は私、社長の姪っ子なの」とまさかのカミングアウトが! B美から話を聞いた社長の調査で、上司がA子以外にも女性社員数人にセクハラをしていることが発覚したそうです。社長自らお灸を据えてくれたことを知り、スカッとしたA子。ますます社長への憧れを抱いたA子は社長の力になれるようにと一層仕事に励んでいるそうです。立場を利用してのセクハラなんて言語両断ですね。

ftnコラムニスト:一瀬あい

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.