たくさんありすぎる子供の習い事。何を習わせたらよいか、親としては悩ましいものですよね。さらに、姑まで口出ししてきたら厄介なことにもなりかねません……。今回は、筆者の体験談をご紹介します。

泳げるようになりたい

ある日、小学校の水泳の授業を機に「自分も泳げるようになりたい」とスイミングを始めたいと言い出した息子。

彼が自分から習い事を始めたいと言うのは初めてのこと。ならば親として応援してあげようと、すぐスイミング教室に入会を決めました。

水泳なんてやって意味あるの?

その1か月後、姑から「今日、家に来られる?」と電話が掛かってきました。この日はスイミングがあったので、その旨を伝えて断った私。すると、姑の声色が急に変わったのです。

「水泳なんてやって意味あるの?」

姑は私に不満そうに話すと、「孫に代わってちょうだい」と言ってきました。仕方なくスピーカーフォンにして息子に代わると、姑は息子にこんなことを話し始めたのです。

「水泳なんてできたって何も役に立たない。今は勉強の方が大事よ」

バカにしないで

さらに、「学習塾に見学に行きましょう」「プログラミング教室もいいみたいよ」と息子にあれこれ入れ知恵をしてくる姑。

これを横で聞いていた私は「ハァ!?」と思いましたが、すかさず息子が姑にこう訴えたのです。

「ぼくがやりたいって言った。バカにしないで」

息子のこの言葉を聞いた姑は意気消沈。

「いやぁ、バカになんてしてないわよ! 私はお前のためにと思って……」

これ以上姑は何も言えず、電話を切ってしまいました。

その後、私は息子に「よく言ったね!」と頭をなでなで。すると息子は照れながらも嬉しそうに笑っていました。

今でも続けられている

あれから3年が経ちますが、息子は最上級のクラスを目指し、今でもスイミングを頑張っています。やめたいと言ってきたことは一度もありません。

習い事は本人のやる気が一番! 勉強してほしかった姑の気持ちもわかりますが、周りがあれこれ言うよりも、本人の意思が大切だと思った出来事でした。

ftnコラムニスト:はぴまる


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