非正規雇用で働く夫との生活を支える為に、頑張って売れっ子ライターとなった知人女性。
「ようやく余裕も出て来たことだし、たまには夫に良い物を食べさせてあげたい!」そう思い、愛する夫の為に特上寿司を注文する彼女ですが、夫の口から信じられない一言が飛び出します。
「女の癖に生意気だな! そうやって俺に恩を売ろうとしているのか!」
今回は、モラハラ夫を見限った知人女性のエピソードです!
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反対を押し切り、結婚

知人女性は21歳の時に、一回り年上の男性と結婚しました。
ちなみに彼は非正規雇用で働いていた為に、結婚の際は家族や友人から「大丈夫なの?」と心配されたそうです。
ですが彼のことを心から愛していた彼女は「大丈夫よ! 私も頑張るから!」と言って、入籍を済ませました。

家事とライター業務に追われる日々

文章を書くのが好きだった知人女性は、フリーライターとして働く傍ら、家事も全て1人で行いました。
本当は夫も「俺も家事をやるから」と結婚前は言っていたのですが、実際は全然やろうとしません。
ここで口論しても時間の無駄だと感じた知人女性は「私が選んだ人だし」と自分に言い聞かせ、家事とライター業務を完璧に両立していました。
そして苦労が遂に報われ、結婚2年目に知人女性は、売れっ子ライターへと昇格したのです。

努力を全否定する夫

「ようやく余裕も出て来たことだし、たまには夫に良い物を食べさせてあげたい!」
そう思った知人女性は、夫の為に特上寿司を注文し、豪華な食卓を用意しました。
今までは経済的に余裕が無かったこともあり、お寿司とは無縁な生活だったそうです。
「喜んでくれるかな」とワクワクしながら夫の帰りを待つ彼女でしたが、食卓を見た途端、夫の口から信じられない一言が飛び出します。
「これ見よがしに、特上寿司なんて注文して! 女の癖に生意気だな! そうやって俺に恩を売ろうとしているのか! お前が売れたのは、たまたま運が良かっただけだよ! 俺の方が、実際はずっと優秀なんだ!」
そう言うと夫は、あろうことか特上寿司をゴミ箱に投げ捨て、そのまま自室に戻ってしまいました。
夫の暴言に深く傷付いた彼女は、その瞬間、離婚を決意したのです。

自ら、幸福を手放した夫

それから夫と離婚した知人女性ですが、ライターの仕事を通して編集者の男性と結婚し、現在は幸せな結婚生活を送っています。
しかし例のモラハラ夫はワガママな性格も相まって、誰にも相手にされていないようです。
1度、元妻である彼女に復縁を迫ろうとしましたが、勿論、すぐに撥ね付けられてしまいました。
変なプライドにこだわらず、相手の思いやりを受け止めてさえいれば、こんな結末にはならなかったことでしょう。
モラハラ夫の末路は、まさに自業自得と言えますね。

ftnコラムニスト:六条京子

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