夫婦といえども、多少の価値観の違いはあるものです。特に、金銭感覚に関してはなかなか妥協できない人も多いんだとか。お金が絡んでくる分、恨みもなかなか忘れられませんよね。というわけで今回はケチな夫に振り回されたエピソードを友人が聞かせてくれました。
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ケチな夫。旅行の行き先はいつも……

A子は5歳の娘と夫の3人暮らし。おおむね平和な家庭ですが、A子をしばしば悩ませるのが夫の金銭感覚です。
夫は家族のために真面目に働き、必要なものは買っても文句を言ったりしないのですが、とにかく「本来払わなくてもいいお金をわざわざ払うのが嫌な人」なのです。

中でも1番A子がモヤモヤしているのが家族旅行の宿泊先。
旅行に行こうという話になると、夫がいつでも「うちの実家に行こうよ。そしたら交通費以外はタダだし」と言い出して、結局義実家に帰省するだけのパターンになってしまうのでした……。

全然リフレッシュできてないんですけど?!

当然、夫の実家ということもあってA子はリフレッシュできる気分にはなれません。むしろ義両親に気を遣って疲れてグッタリして帰宅することがほとんど。
高齢の義両親も、A子たちの訪問を喜んではくれるものの、毎回布団や食事の用意が大変そうで、A子はそれも気がかりでした。
でも夫に言っても「そんなことないって。オフクロたちも嬉しがってるよ」と相手にしてくれません。

ディズニーに行きたい♡娘のお願いに夫は?

ある時、誕生日を数ヵ月後に控えた娘が「お誕生日はディズニーランドに行きたい!」と言い出します。A子は内心「ラッキー!義実家以外の場所に旅行だ!」と大喜び。
さっそく夫に娘の意向を伝えると……

ディズニー行きは了承してくれたものの、ホテルに関してはなんと「オフィシャルホテルなんて高すぎる!うちの実家からディズニーまで電車で1時間くらいなんだし、実家に泊まればいいだろ」と言ってきました。
常日頃、旅行に関して恨みが溜まっていたA子はついにブチキレ!

いい加減にしろーッ!!

「それはお誕生日の旅行じゃなくてただの帰省でしょうがッ! ディズニーを楽しんで、その余韻に浸ったままホテルに泊まるのがいいんでしょ?! そもそも1日中ディズニーで遊んだ子どもがそのあと1時間も電車に大人しく乗っていられると思うの?」
すごい剣幕でまくしたてるA子に夫はビックリして、タジタジに……。

結局、誕生日の旅行は娘の希望通り、ディズニーのオフィシャルホテルに決まったそうです。

まとめ

義実家への帰省ももちろん大切ですが、家族旅行とは別に考えてほしいですよね。たとえお金がかかっても、帰省とはまた違った楽しみがあり、子どもの思い出にも残るでしょう。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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