子どもを通じた友達であるママ友は、普通の友人付き合いとは違って少し気を使うものではないでしょうか。そんなママ友付き合いに悩んでいる人も多いかもしれません。今回ご紹介するのは、害はないけれどママ友に粘着されて困った、Aさんのお話です。子どものためにも波風立てたくないママ友関係ですが、楽しく付き合えなければ辛いものですよね。
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初めてのママ友はちょっと変……?

Aさんは夫の転勤で引っ越してきたばかりの街で、子どもを幼稚園に通わせ始めました。誰も知り合いのいない場所での子育てを心細く感じていたとき、声をかけてくれたのがCさんだったのです。

Cさんはおとなしくて声は小さめですが、とても優しく幼稚園や街のことについてAさんに教えてくれました。Aさんはこの出会いを初めは嬉しく感じていましたが、徐々にCさんに対し違和感を覚えるようになっていきます。

ママになってもこんなことあるの?

だんだんとCさん以外にも顔見知りのママが増えてきたAさん。ですが、CさんはAさんが他のママたちと話すのを嫌そうな顔で見てきます。最初は気づかなかったのですが、CさんはAさん以外とはほとんど喋りません。他にママ友もいない様子。

遊びに行こうとするのもいつも2人きりで、他のママをとにかく排除したがるのです。それを除けば、最初の印象通りCさんはとてもいい人でした。嫉妬される以外に害があるというわけではないので、AさんはCさんとの付き合いをどうしていくべきか悩むようになったのです。

楽しく過ごせなきゃ友達じゃない!

AさんはCさんのことを夫に相談してみました。すると、夫が目の覚めるような一言をくれたのです。

A「Cさんっていう人がいて、いい人なんだけどちょっと困ってるの」
夫「いい人なんだけどって、『けど』がついてる時点でもう答えは出てない? 一緒にいて楽しくないのに友達なんておかしいでしょ」

この言葉を聞いて、AさんはCさんとの付き合いを控えることを決意しました。ママ友とうまくやっていくこともママとしての仕事かと思い、少しくらいは我慢しなくてはと思い込むのをやめにしたのです。

距離を置いてスッキリ! ママ友は選んでいい

それからはCさんが嫌そうな顔をしても、他のママとも積極的に話すようにしたAさん。Cさんを意識して遠ざけたりはしませんでしたが、態度を変えてからはCさんと話す機会がだんだんと少なくなっていきました。

粘着質なCさんと関わることがなくなり、Aさんは毎日健やかな気持ちに。ママ友であっても気の合う人と過ごしたいというのは自然な気持ちです。害のある変な人なら遠ざけやすくても、害がないなら我慢してしまいそうなものですが、違和感があるのならママ友だって自由に選んでもいいはず。

子どもも自分も楽しく過ごすために、気の合うママ友と楽しく付き合えるのがいちばんですね。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶

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