姑から嫌われており、嫌味なことばかり言われるという嫁も少なくないでしょう。しかしどれだけイビられたとしても、姑は孫には逆らえないもので……。そこで今回は知人から聞いた「孫が姑に強烈カウンターを浴びせた話」をご紹介します。
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大嫌いな姑

主婦のAさんには大嫌いな人がいました。その相手は姑です。

姑とは結婚した当初から折り合いが悪く、いつも嫌味なことを言われてしまいます。

Aさんは毎回、嫌味を言われても我慢し続けていました。しかしそのストレスも限界に近付いている状態でした。

また姑から嫌味を言われ……

そんなある日、Aさんはいつものように姑から嫌味を言われていました。

「あんたは本当に役立たずね。邪魔で仕方ないわ」

こんなことを毎回言われるのです。そしてさらに暴言を吐き続けられ、Aさんはどんどんイライラ。そして……。

「あんたの顔なんか見たくない!」姑からこう言われたとき、Aさんのストレスは限界を迎えました。

しかしそこで意外なことが起こります。

「僕も、おばあちゃんの顔なんて見たくない!」

小学1年生の息子が、そう叫んだのです。

息子は実は……

実はAさん、家でいつも姑の悪口を言っていました。そして息子はAさんが姑からイビられる姿を何度も見ています。

そのため、姑は知る由もありませんでしたが、息子は姑のことが大嫌いになっていたのです。

だからこそ息子は、おばあちゃんである姑にあのような強烈カウンターを浴びせたのでした。

姑の反応は?

Aさんのことは大嫌いでも、孫である息子のことは大好きだった姑。

「そ、そんなこと言わなくても……」とつぶやき、言葉を失ってしまいます。かなりショックだったのでしょう。

「僕、おばあちゃんのこと嫌い!」息子は容赦なく、姑にダメージを与え続けます。姑は今にも泣き出しそうな表情です。

すると息子は「おばあちゃん! お母さんに謝って! 早く!」と謝罪を要求。

姑は躊躇していましたが、孫に逆らえるはずはありません。結局、言われるがままに「ご、ごめんなさい」とAさんに謝罪してきたのです。

その後、姑が嫌味を言うこともなくなり、Aさんはストレスから完全に解放されたとのこと。息子には感謝の意味も込めて、欲しがっていたゲーム機を買ってあげたそうです。

どれだけ嫁のことが嫌いでも、その息子である孫には逆らえないものなんですね。お母さんを守ってあげるなんて、素敵な息子さんです。

ltnコラムニスト:ふくろうクジラ

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