クレームをつけるのは悪いことではありませんが、行き過ぎたクレームは見ていて気持ちのいいものではありません。今回ご紹介するのは、飲食店でいつまでもクレームを言い続けるクレーマーおじさんを黙らせたスカッと話です。あなたはこんなクレーマーを見かけたらどうしますか?
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飲食店で食事中にクレーム

Aさんは休日に家族で外食を楽しんでいました。美味しい食事に素敵な雰囲気で子どもも楽しく食事をしていて連れてきてよかったなぁと思っていたその時、事件は起きたのです。

突然、大きな声で店員を呼びおじさんがクレームを言い始めたのです。

店内のいい雰囲気は、そのクレームによって一変。先ほどまで楽しそうにしていたAさんの子どもも不安そうな顔になり食事どころではなくなってしまいました。Aさんはクレームはすぐに止むだろうと思い、じっと耐えていたのです。

いつまで続くの……止まらないクレーム

すぐに終わるだろうと思っていたおじさんのクレームですが、いつまで経っても終わることがありません。店員を怒鳴りつけるだけでは満足せず、店長まで呼び出したクレーマーおじさん。店員や店長は丁寧に対応をしていますが、おじさんはますますヒートアップしていきました。

怒鳴り声も大きくなり、店内の雰囲気は最悪です。Aさんたちもまだ食事の途中でしたが、クレーマーおじさんのせいで食事どころではなく子どもも泣き出しそうな顔をしているので、飲食店から帰ることを検討し始めていました。

救世主現る「迷惑なのはそっちすよ」

Aさんが帰ろうと思っていたその時、金髪の若い青年がクレーマーおじさんの席に近づいていきます。そして、一言。

「あのー迷惑かけてるのは、そっちの方っすよ。そろそろやめないと皆さん迷惑してます」

その金髪青年の一言でおじさんは我に返った様子。店内中の視線を感じたのかようやく大人しくなりました。

「もういい! 許してやる!」

最後にこんなセリフを吐いたものの、ようやくクレームをやめ店内から出て行ってくれたのです。

やっと店内に平和な雰囲気が戻ってきました。Aさんの子どもにも笑顔が戻り、食事を再開することができました。

人は見かけで判断できない

最後にデザートまで食べて、Aさんたちは大満足で帰路につくことができました。

クレーマーおじさんに金髪の青年が近づいていった時には、喧嘩でも起きてもっとひどい事態になるのではないかと思いましたが、冷静な声かけにAさんは感謝をしているそうです。

怒っている人に声をかけるなんて、なかなかできることではありません。金髪の青年という悪そうな見た目で判断せずに、行き過ぎたクレームを冷静に鎮めてくれたことにしっかりと感謝のできる人でいたいものですね。

クレームを言いたくなることは、どんな人にでもあるかもしれません。ですが、そんな時でも自分をコントロールし行き過ぎることがないようにもしたいものです。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶

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