悩みを聞いてもらえたり情報共有できたりして助かる存在のママ友。しかし、あまりにも親しくなりすぎると危険な人もいるようです。今回はママ友に依存されてしまった友人のエピソードをご紹介します。

孤独な入園……でも仲良しのママ友ができた!

友人のA子の子どもは、数年前幼稚園に入園しました。
知り合いもほとんどいない中、不安を抱えての入園でしたが、偶然1人だけ顔見知りのB美というママ友がいて、自然と一緒に行動することが増えたそうです。

幸い子ども同士の仲も良く、お互いの家を行き来したりと親しく付き合うようになりました。

でも、次第に態度がおかしくなり……

「いい人とママ友になれてよかった♡」A子は純粋にそう思っていました。
しかし、入園から半年ほどたったころから、B美との付き合いが少し辛くなってきたといいます。

理由は、B美がメンヘラ気質でA子に依存し始めたから。

「A子ちゃんがいるからこの幼稚園にしてよかった!」「A子ちゃんのおかげで毎日救われてる」という発言も増え、A子はなんだか雲行きが怪しくなってきたかも……? と密かに思ったそうです。

エスカレートするB美の言動

しばらくするとB美の言動はさらにエスカレートしてきました。

ちょっとした情報をシェアしてあげると「それって誰から聞いたの? A子ちゃんってその人と仲良しなの?」と追求してくるし、他のママ友と遊ぶと「どっちから誘ったの? どこに行ったの? 何話した?」と質問攻め……。
これじゃまるで束縛してくる恋人みたい! とA子は困惑していました。

聞いてないんですけど?!

そしてある日、決定的な出来事が!

幼稚園のクラスの有志が集まって公園で遊ぼうという企画があったのですが、企画者のママ友がA子を誘う前にB美が勝手に「A子ちゃんは行けないって言ってたよ」と不参加の返答をしていたのです!

別のママ友からそれを聞いたA子はビックリ。
さすがにやりすぎでしょ! とB美に抗議すると、B美は逆ギレしながら「だってA子ちゃんいつも忙しそうだし、行きたくないでしょ? だから私が断ってあげたの!」と返答してきました。

話の通じなさに恐怖

その後、何を言っても「A子ちゃんのことが心配だから」「あの人たちはA子ちゃんには合わないよ」と言い張り続けるB美に、A子は怒りを通り越して恐怖を感じてしまいました。

このまま一緒にいたらさらにヤバイことになる……! と悟ったA子。
一気に距離を置くとまたB美のメンヘラ気質を刺激してしまいそうなので、それから数ヶ月かけて徐々に距離を置きました。

幸い、A子の子どもとB美の子どもは別々の小学校に入学したため、B美との関係も自然消滅させることができましたが、あのまま執着され続けていたら……と思うと今でもゾッとするそうです。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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