パートの先輩が好き放題行ってきた悪事が、暴かれるときがやってきました。何も知らないと思われていた店長の発言により、古参パートに訪れた顛末とは?
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わがままで意地の悪い先輩

私は飲食店に勤めていますが、古株の先輩がかなり意地悪です。ひとりの後輩女性をターゲットにして挨拶を無視したり、掃除の仕方が悪いと怒鳴り散らしたりします。嫌な仕事は一切せず彼女に命令し、気に食わないことがあると彼女に当たり散らします。

また、先輩は休憩所にあるお菓子を家に持ち帰ったり、彼女がお菓子を食べようとすると阻止したりします。また、頻繁に店のトイレットペーパーを盗み、賞味期限が切れそうな商品を持ち帰っていました。

いじめていた後輩女性のミス

先輩は、店長の前ではいつもニコニコして露骨に良い先輩を演じます。自分が盗んだ商品を彼女が盗んだと店長に言いつけたり、彼女がさぼっていると嘘をついたりします。周りは嘘だとわかっていたのですが、店長は何も言いません。店長の対応に物足りなさを感じていたところ、事件は起きたのです。

ある日、いじめのターゲットにされていた後輩女性が、タッチパネルのオーダーを間違えるミスをしたのです。すると先輩が飛んで来て「邪魔!」「もう二度と触るな!」「こっちは忙しいのにいい迷惑だ!」と暴言を吐き捨てました。彼女は動揺し、すべてを見ていた店長は先輩を呼び出して言いました。

店長はすべてお見通しでした

「あなたは正義感が強いのか、人として理性が働かないのか、どっちですか?」

「嘘をついて物を盗み、人を陥れる行動はこの先も続きますか?」

店長の気持ちいいほどストレートな質問に、先輩はオロオロしその場を取り繕うのに必死になっていました。店長はこれまでの先輩の行動をすべて知っており、注意すべきタイミングを待っていたのです。

その後、店長は先輩と話し合いの場を設けたのですが、いじめがバレたことで居場所を失った先輩は自主退職しました。これまでに盗んでいったお菓子、トイレットペーパー、無断で持って帰った商品の代金は、先輩の最後の給料から差し引かれたそうです。店長の行動に、スカッとした出来事でした。

ftnコラムニスト:鈴木まさ美

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