近所に住むママ友に悩まされている作者の友人の話です。お互いの子供が仲良しでよく家を行き交っている仲。そこで親同士も仲良くしましょうということになりました。作者の友人は引っ越ししたばかりで、新しい土地で不安もいっぱい。それでも、ママ友のA子さんが話しかけてきてくれて最初は助かったと言いますが……。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

引っ越し先での不安

新しい土地で知り合いもいませんでした。
旦那の転勤で引っ越しが決まり、仕方なく田舎から都会に越してきたんですが、近所と上手くやっていけるか不安でした。幸いにも子供は人懐っこい性格なので新しい学校でもすぐに友達ができましたが、私の方は近所のひととなかなか馴染めませんでした。

子供同士が仲良くなったのが始まり

そんなとき、子供同士が仲良くなってくれて
近所に住むA子というひととママ友になることができました。彼女にお茶に誘われたり、食事に誘われたりしてとてもうれしかったです。世間話などのおしゃべりを楽しみ、新しいママ友を紹介してもらう、など新しい土地での不安が解消されつつありました。

お使いのお願い

そんなある日のことです。A子さんから電話がありました。「悪いんだけどお使い頼まれてくれない?」「え」「駅前のスーパー、卵が特売なの。私、買いに行けないからさ、お願いできる? お金はちゃんと払うから」一瞬、えー、と思いましたが、「あ、うんいいよ」と答えてしまい、それからもお使いのお願いは続きました。

最初は軽い物。やがて重い物を頼まれるように。

A子さんのお願いは段々とエスカレートしていきました。最初は出汁の素とかの軽い物だったんですが、牛乳を頼まれたり、遂には10キロのお米を頼まれるなんてこともありました。一回、断ったことがあります。「断ったらハブられるよ?」と彼女に言われたこともありました。怖かったけど、大分、こちらでも友人ができ、なるようになれ! と思いました。結局、A子さんとは距離を置くことになりました。子供同士は相変わらず仲良しなので大丈夫です。それにしても、一回や二回のお使いならいいけど、流石に人をなんだと思っているんだか、と思った出来事でした。

ftnコラムニスト:サンマ雲


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.