旦那の兄弟姉妹が結婚をするときは、家族として参列をしますよね。
今回は、私の友人Jさんから聞いた、義妹の結婚式でのスカッとエピソードを紹介します。
画像: ftnews.jp
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旦那さんと安定した結婚生活。彼の隣は落ち着く~♡

Jさんが、旦那さんと結婚をしてから1年。
特に大きなケンカもなく、お互いに相手を尊重しながら新婚生活を過ごしていました。

付き合ったばかりのころの情熱は落ち着いて、隣にいると落ち着く存在に気持ちが変化。
幸せな日々を送っていました。

そんななか、旦那さんの妹 (Jさんにとって義妹) さんが結婚をすることになりました。
日取りも決まり、Jさんと旦那さんは結婚式に参列することになったのです。

義妹の無茶ぶり!! 「余興やって~(笑)」

結婚式当日。
Jさんと旦那さんは、義妹さんがいる控え室を訪れました。

コンコン、とノックをすると、なかから
「どうぞ~」
と声が聞こえてきました。

扉を開くと、なかにいたのは純白のウェディングドレス姿の義妹さん。
照明に照らされて、キラキラと輝いています。

「ついに結婚式だな」
と旦那さんが声をかけると、義妹さんは
「実感わかないけどね(笑)」
といいました。

すると義妹さんは突然、Jさんのほうへと向き直しました。
「ねぇ、お義姉さん!! お願いがあるんだけど~」
「どうしたの?」

Jさんの言葉に、義妹さんがニヤッと笑顔を向けました。

「実は、式の進行で、間延びしちゃうところがあるんだよね~。だからお義姉さん、余興やってよ(笑)」

突然、余興をやるようにいわれたJさん。

いやいやいや。
余興って、事前に練習したり、準備したりするものでしょ!!?
結婚式、1時間前なんですけど……!?

しかし、Jさんと旦那さんがなにをいっても
「余興やってよ〜」
と無茶振りをする義妹さん。

せっかくの結婚式。
嫌な思いをさせたら、ダメだよね……。

Jさんは、仕方なく引き受けることにしました。

余興は無事に終了。義妹の 「ウケる~(笑)」 の反応に、モヤモヤ……

実は、音楽大学出身のJさん。
余興では、ピアノの演奏をすることにしました。

最初は、クイズ形式にして曲あてクイズ。
誰でも知っているような曲から演歌まで、幅広いジャンルを取り入れました。

クイズを楽しむ参列客と新郎新婦。
義妹さんは、
「ウケる~(笑)」
といいながら、Jさんを指さして笑っていました。

なにがウケるんだよ……!!!
こっちは必死でやってるんだよ……!!!

イライラしながらも、笑顔で演奏を続けたJさん。

最後にウェディングソングメドレーを弾いて、余興は無事に終了。
ほっと肩の力を抜いた、Jさんでした。

義妹の上司 「実に素晴らしい余興だった!!」 と大絶賛してくれた!!

余興の疲れがあったJさん。
しかし、ほとんどの参列客が二次会に参加をするというので、残ることになりました。

「大丈夫?」
と旦那さんに気を遣われたものの
「しょうがないよ。結婚式だもん」
と諦めていました。

二次会が始まり、義妹さんの上司が挨拶をしたときのこと。
結婚のお祝いの言葉から始まり、義妹さんの上司は笑顔のままJさんに視線を向けました。

あれ??
私と目が合ってる……??

すると上司は、Jさんを手招きして呼びました。
わけもわからずに、招かれるまま隣に立ったJさん。
上司は、肩をポンッと叩きました。

「突然の余興依頼にも関わらず、無茶ぶりへの対応力!! 参列者の年齢層を考えて、幅広いジャンルの曲を演奏した配慮!実に素晴らしい! 今日の結婚式は、お義姉さんの活躍があってこその、素晴らしいものでした!!」

上司はJさんを大絶賛。
結婚式プログラムには書いていない余興があったことに疑問を抱き、無茶ぶりをされたと気がついてくれたのです。

Jさんに向かって、会場中から大きな拍手。
無茶ぶりをしたことがバレた義妹さんは、顔を真っ赤にして、うつむいていました。

「義妹には悪いけど、スカッとしたわ(笑)」
そう語った、Jさんでした。

まとめ

義妹さんは、結婚式で浮かれていてJさんに無茶ぶりをしたのでしょうか。
笑ってくれたのは嬉しいですが、少しモヤモヤした気持ちになってしまいますよね。
参列した人から、対応力の素晴らしさを褒められて、認められてよかったです。

ftnコラムニスト:haru

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