「こんなことってあるの!?」と、自分でも驚いてしまうようなことに出くわすと、思わず笑ってしまうのだなと実感したのが、Yさんが受けた嫁いびりエピソードでした。今日はそれをご紹介します!
画像: ftnews.jp
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嫁Yのことが嫌いな姑

Yさんのお姑さんは息子のことが大好き過ぎるところがあり、嫁であるYさんのことが大嫌いなのをYさんも自覚していました。とんだ家に嫁いじゃったなぁ〜と思いつつも、なんとか折り合いをつけてうまくやっていこうと頑張っていたのですが、義実家に行くと、必ず毎回嫁いびりが始まるので、Yさんはあまり義実家には近寄らないようにしていました。

「ちょっとこっち来て」と珍しく呼び止められる

ある日、どうしても義実家に行かなければいけなくなり、夫婦揃って尋ねることになりました。Yさんはその時妊娠していて、正期産も近く、もうすぐで産まれそうなところまで来ていました。子供ができたことは嬉しかったし、もしかしたら孫が生まれたらお姑さんも気持ちが変わるかな? なんて淡い期待をしていました。そして義実家に行くと、いつものようは嫁いびりがなかったので、「(これは、妊娠の効果かもしれない!?)」と思っていると、お姑さんに「ちょっとこっち来てくれる〜?」と呼びかけられました。「あの部屋の押入れ下段にお客様用の布団がしまってあって、出すの忘れちゃったから出しておいてもらえるかしら?」と、珍しく声をかけてきたのです。

え、閉じ込められた!?

なんか、いつもと違って普通の会話してるかも〜、、、と、ちょっと感動しながら、Yさんは「わかりました、出しときますね〜」と言って隣の部屋に行きました。押入れを開けると、布団などなく下段はもぬけの殻でした。あれ? 布団、どこかな? と覗き込むと、突然! 後ろからドン! と押されてつまずき、押入れの中にドスンと転んでしまったのです。そして押入れの扉がピシャリと閉まったのです! しかも、何かがつっかえてて扉が開かない!? 一瞬何が起こったのかわからず、Yさんは声も出せずにいました。(え、こんな漫画みたいな閉じ込め方、ある!?)と、ちょっとふふっと笑いがこみ上げてきて、やっと状況を理解したところで、Yさん自身の異変に気付いたのです。どうやら、押されて転んだ拍子に破水してしまったのです!

Yさんは動揺してしまい、大きな声を出せずにいたら、「おいっ!」と夫の声がして、押入れの扉を開けてもらいました。そのまま病院へ運ばれ、緊急出産。無事に産まれてきましたが、これを境に義実家へは一歩も足を踏み入れていません。

ftnコラムニスト:南さおり

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