節約はすばらしいことですが、中にはとんでもない方法で節約しようとする人もいるそうです。今回は子どもの幼稚園まで巻き込んで節約道を貫こうとしたママのエピソードをお届けします!
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ママ友の不審な行動

友人の子どもが通う幼稚園で起こったことです。
友人は幼稚園のクラス役員をやっていて、園の事務室で打ち合わせや作業をすることも多かったのですが、その度にちょっと引っかかることがありました。

それは、同じクラス役員のTさんのこと。
Tさんは、作業中に「トイレ行ってくるね」「手に糊がついちゃったから洗ってくる~」と離席して、そのまま10分くらい戻ってこないことがしょっちゅうだったのです。

不審に思いつつも、友人は「キレイ好きなのかな」「トイレが近い人なんだろうな」と考えて、あまり気にしないようにしていました。

娘から聞いた話で膨らむ疑惑

しかしある時、娘から不思議なことを聞いてしまいます。
「今日ね~○○ちゃんのママがトイレでハンドソープを入れてくれてたんだよ!」

○○ちゃんママとはTさんのこと。
偶然トイレに行った時にハンドソープが切れていて、補充してくれてたのかな? と友人は思いましたが、よく考えると補充用のハンドソープは安全のために先生たちが別の場所に保管しているはず。
なのにどうして……?

ちょ、ちょっと! 何やってんのー?!

次の日、友人は役員の作業中にいつも通り席を立ったTさんをこっそり追いかけました。すると……

Tさんは、なぜかトイレではなく園舎の入口へ。
そこに置いてある消毒用のアルコールディスペンサーから、アルコールを抜き取って自分が持参した容器に移していたのです!

コソコソとアルコールを盗むTさんの姿を見て、友人は「きっとハンドソープも盗んでたんだ……」とピンと来たそうです。

思わずその場でTさんに声をかけましたが、Tさんはビックリしつつも「バレちゃった?(笑)園にはいっぱいストックあるしちょっとくらい大丈夫でしょ!」と悪びれない様子。

園長に直談判! ドケチママは恥をかくことに

このままにしておくわけにはいかない! と、友人はこっそり園長に報告。
次の保護者会で、園長から「大変言いにくいのですが、園の備品を持ち帰っている保護者がいるようです」と言ってもらうことに成功。

さらに園長は「幼稚園の物は子どもたちのための物です。皆さんも人の親なら分かりますよね?」と静かに語りかけます。
友人がこっそりTさんのほうを見ると、Tさんは顔を真っ赤にして俯いていました……。

まとめ

それ以来、幼稚園のハンドソープやアルコールが不自然に減ることはなくなったそうです。
Tさんにどんな理由があったかは分かりませんが、節約ならもっと別のところでしてほしいですよね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの


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