あなたの周りに人を頼ってばかりのクレクレママはいますか? クレクレママがほしがるのは物だけとは限らないんですよ……。
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発達障害のある息子の育児は情報収集が鍵!

私の息子には発達障害があります。1歳半健診で要観察になってから、自治体の親子教室や発達相談、療育センターなどへ通っていました。息子のためになることを自分で調べて支援につなげてきたのです。

発達障害児を育てて実感するのは、情報収集が重要ということ。支援は多々ありますが、待っていれば紹介してくれるわけではありません。自分から調べて情報を取りにいかなければ、支援につながるのは困難です。息子の育児を通して発達障碍児を育児中のママ友がたくさんできましたが、皆自分から調べて行動していました。

「もしかしたらうちの子も……」とママ友から相談

小学生になった息子は通級制度を利用しており、月に2度ほど早退して外部の小学校に通っています。その話を子どもから聞いたのか、近所のママ友から「もしかしたらうちの子も発達障害かもしれない」と相談されました。

私は小学生になってからの支援について、知っている情報を丁寧に教えました。ママ友とその子どもが少しでも生活しやすい環境になればいいなと思ったのです。療育で知り合ったママ友と定期的に情報交換をしていた私は、助け合いの大切さを実感していました。

習い事も塾も遊びも便乗したがるママ友にうんざり

情報に喜んだママ友は、その日から私に頼ってくるようになりました。「放課後デイは通っているの?」「普通の塾にも通えるかな?」「どんな遊びをしてる?」「おすすめの場所は?」など、立ち話でもLINEでも質問攻め。最初は親切に答えていた私ですが、遠慮ゼロのママ友に疲れてしまいました。

1番参ったのは、ママ友が親子ぐるみで遊びに誘ってくること。ママ友の子どもは活発で我が強いタイプ。一方、息子は穏やかな受動型なので、ママ友は遊びやすいと思ったのかもしれません。しかし、こちらは毎回ママ友の子どものペースに合わせなければならず、クタクタになってしまいます。早い段階で私は遊びの誘いを断るようになりました。

仕事を理由にフェイドアウト成功!

それでも、ママ友の連絡頻度は変わりません。毎日のようにLINEが来るので、返信するのも大変。しかも、ママ友は完全にテイカーで、私に情報を求めてきますが、自分からは何もする気がないようです。

「もう無理」と思った私は、LINEが来てもすぐに返信しなくなりました。ママ友が返信を催促してきたときは「ごめん。仕事に追われてて」と適当に理由をつけて逃げることに。ご近所さんなので、できるだけ角が立たないよう時間をかけて距離をとることを心がけました。徐々にママ友からの連絡も減り、無事フェイドアウト成功!

子どもが小学生になってから発達障害を疑ったママ友は、とても不安だったのでしょう。その気持ちは分かりますが、一方的に頼られるとやはり負担です。最初に親切心を出しすぎた私にも非があったかもしれませんが、フェイドアウトできたときは心底ホッとしました。

ftnコラムニスト:ききた

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