＜最強ナルシスト男＞ 誕生日にレストランで “自作の歌” を歌われ【地獄の時間】に！その後？

彼氏はナルシスト

Aさんには付き合っている男性がいるのですが、その彼氏のことで悩みがありました。というのもその彼氏、かなりのナルシストだったのです。

付き合う前は知らなかったのですが、付き合ってから彼のナルシストぶりがどんどん露呈していくことに……。

鏡を見かけたら必ず髪型をチェックしたり、自撮りをSNSにアップしていたりする姿を見て、Aさんは「ナルシスト男だったのか」と気づいたのです。

しかし彼がナルシストでも、Aさんに何か迷惑がかかるわけではありません。少し嫌だなとは思っていましたが、特に何も言うことなく、Aさんは彼との交際を続けていました。

誕生日のディナー

そんなある日、Aさんは彼氏と高級レストランに行くことに。その日はAさんの誕生日で、彼が祝ってくれたのです。

そして楽しく食事を終えると、店のスタッフが大きなケーキを持ってきてくれました。

なんと、彼がサプライズで用意してくれていたのです。

幸せな時間だったが…

誕生日にお姫様気分を味わうことができ、Aさんもテンションが上がります。

「ありがとう」と彼氏に感謝を告げ、「ナルシストでも、こういうことをしてくれるなら悪くないな」と思っていました。

しかし、幸せな時間はそこまで……。

彼は「ちょっと待ってて」と言うと、お店に預けておいたのでしょう、ギターを持ってきました。そしてまさかの一言。

「君への愛を歌にしてきたから」そう言ったのです。

彼の自作の歌

周囲のお客さんも何事かと、Aさんたちを見つめます。そんな中で恥ずかしがる様子もなく、堂々と歌う彼。

しかも上手ければいいのですが、少し練習しただけなのでしょう。たどたどしく、何度もつっかえながら、ただ声が大きいだけの自作の曲を、彼は大声で歌い続けます。

周囲の人は当然のように失笑……。

なかにはしかめっ面でこちらを睨んでくる人も……。

彼の歌が終わるまで、Aさんは地獄の時間を味わうことになりました。

その後、Aさんは足早にレストランを出て、彼氏を大説教。しかし彼は何が悪いのか、まったく理解できないといった様子。

「この様子だと、また同じことをされるかも……」そう思ったAさんはそれから数日後、彼に別れを告げたそうです。

気持ちは嬉しいですが、自作の曲を人前で歌われるのはさすがに恥ずかしいですよね。せめて2人きりの空間でやってほしいものです。

ltnコラムニスト：ふくろうクジラ