【バッグの中身が知りたい！】地元の伝統工芸、銀線細工を広めたい彼女の持ち物は、コンパクトなものを少数精鋭だけ！

春らしい色合いのストライプ柄シャツは、黒合わせで大人っぽく引き締めて

旬のストライプ柄を、シャツでさらりと取り入れて。パンツやシャツからのぞかせたインナーは黒でまとめ、柄の存在感を際立たせます。

「黒の分量が多くなると重たくなるので、シャツから色を拾ってスニーカーは白で抜け感を出しました」

アウトポケットが取り外せるのがお気に入りな、メンズ向け【クロエ】のトート

10年ほど前に購入した【クロエ】のメンズ向けコレクションのバッグは、A4書類やパソコンが入る大容量と、取り外してポーチのように使えるアウトポケットがお気に入り。

「バッグを預けて貴重品を携帯しないと行けない時など、ポケットに入れておけば簡単に持ち歩けます」

サングラスはケースなしで、できるだけ荷物を少なく

育児中のママでもある小川さん。パソコンや自身がデザインを手掛けるジュエリーなどの仕事道具に加え、お子さんの荷物も持ち歩くことも多いため、私物はできるだけ少なめを心がけているそう。

「花粉の季節から手放せない【レイバン】のサングラスも、ケースなしで持ち歩いています（笑）。黒よりもコーディネートしやすい気がして、べっ甲フレームを愛用中」

必需品もコンパクトなものを選んで荷物を軽量化！

必需品である【セリーヌ】の財布と【マルニ】のカードケースは、手のひらに収まるサイズで荷物の軽量化を実現。

「【ハリオ】の水筒もスリムでバッグの中でかさばらないところが気に入っています」

繰り返し何度も使えるエコなティッシュ「ラスト ティッシュ」

子どもの口元を拭く、自身の花粉症などで必須のティッシュ。「ラスト ティッシュ」は洗って繰り返し使えるオーガニックコットンの小さなハンカチを8枚ほど収納できる、エコな携帯用ティッシュボックスです。

「使用量が多いので、ごみが気になっていたところ出合ったのがこれ。ロゴの入った細長い板で、未使用と使用分が分別でき、衛生面も安心です」

地元秋田の伝統工芸品、銀線細工をもっと多くの人に知ってほしい

0.2mmの銀線を緻密な作業で作品にしていく秋田銀線細工。もともと武家の嫁入り道具や武器の装飾などに用いられて栄えていた伝統工芸品ですが、近年では後継者不足や高齢化により職人の数が減ってきています。

「PRでの経験を生かし、全国のみなさんに知ってもらいたい、日本の美しいものを残したいという気持ちで2022年12月にジュエリーブランド【トーロウ】をスタートさせました。今のファッションにフィットするのはもちろん、単品でも重ね付けもしやすいデザインを心がけています」

※金額の記載がないアイテムは本人の私物です

Photograph：川本史織
Senior Writer：津島千佳