結婚に向けて準備をする中で、彼や彼の両親と揉めることもあります。今回は、お金にまつわるトラブルをご紹介します。お金にルーズな人には、困ってしまいますね。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

結婚に向けて準備していたA子

これは知り合いから聞いた話です。

A子は、かねてからお付き合いしていたB男と交際3年のタイミングで婚約。
すでに同棲して結婚資金を貯めていた二人は、結婚式場の見学に行ったり結婚情報誌を呼んで勉強したりと結婚式に向けて準備をしていました。

A子は一人娘で、大切に育ててくれた両親を喜ばせたいと結婚式を盛大に開くつもりでした。
B男はそれほど結婚式に興味はありませんでしたが、A子のやりたいようにやればいいよと言ってくれていました。

A子の両親は結婚に使ってほしいと100万円を二人に渡してくれる一方、B男の両親からの援助は一切ありませんでした。その時点で両家の価値観が少し違うなと感じていました。

結婚式に興味のない義実家

一方B男のほうは、男ばかり4人兄弟の末っ子ということもあり、それほど結婚式を需要なイベントとは考えていない様子。
結婚式にお金を使うくらいなら、旅行したり家電買った方が~という考えで、A子家族とはまた違いました。
特に彼の両親はお金にルーズで、B男や他の兄弟からも借金をするような人達だったので、気を付けたほうがいいなと思った矢先に事件が起きました。

結婚準備金が紛失!

ようやく結婚式の会場が決まり、手付金として50万円を支払うことになりました。
A子の両親から渡された100万を使おうと現金が入っていた引き出しを探しましたが、なぜか50万円しか見当たらず。
彼に聞いても持っていないといい、家じゅうを探しても残りの50万円が見つかりません。

彼がもしかして……と両親に確認すると、
「100万あったから、半分だけ借りたよ。あと50万あるんだからなんとかなるでしょ?」
と意味不明な返答が。

100万も持っててずるい、今まで育ててやったお礼で半分よこせという意味らしく、予想外の内容に開いた口がふさがらないA子は、パニックになり「せっかくの準備金をとられてしまった。」と父に謝りの電話を入れました。

義両親がくすねていた

同棲している部屋にたまに彼の母が遊びに来ていて、A子が出掛けている隙に家探しをして100万円を発見。
こっそり半分抜き取り、義父と散財してしまったという話でした。
「ちょっと借りたくらいで怒るなんて。そのうち返すからいいでしょう?」

彼はとてもいい人でしたが、父は激怒し、そんな金銭感覚のところに嫁にはやれん! と婚約破棄に。使われてしまった50万円は、結局彼が返済することになりました。

どんなに仲のいい彼でも友人でも、お金で揉めると修復できないことも。
回避するためにも、価値観が同じかどうかを確認しておく事が大切かもしれませんね。

ftnコラムニスト:karira


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.