結婚後の両親の楽しみといえば「孫が見たい」ですよね。もちろんわかってはいるけれど思うようにいかず、原因をしらべてみると意外な事実が発覚! 今回は、そんな不妊にまつわるお話をご紹介します。
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なかなか子どもができない私

これはママ友から聞いたお話です。

結婚して3年を迎えるけれど、まだ赤ちゃんに恵まれない私。
もともと子どもが大好きで、子どもに関わる仕事がしたいと思い保育士をしているくらいの子ども好きで、自分の子どもが欲しいとずっと夢見てきました。

簡単にできるだろうと考えていたんですが、3年経ったけれどできる気配もなし。
両親も義実家も初孫になるのでとても楽しみにしてくれていることも感じていました。
2年経った頃から、義母が我慢できないといった感じで妊活に口を出すようになったんです。

妊娠のために奔走する義母

最初は、体を冷やさないようにと漢方や体を温めてくれる食べ物を持って来たり、子宝に恵まれると評判の神社へ行ってお守りを買ってきてくれるくらいだったんですが、どんどんエスカレート。

得体のしれないサプリやエロ本紛いの妊活本も持ってくるようになり、最終的には私の身体のせいにされてしまったんです。

不妊の原因は……

実は1人で婦人科へ相談に行っていた私は、検査して何も問題はないと診断されていました。
ということは、原因は夫にあるかもしれないと医者にも言われ、何度か夫に一緒に行って検査をしてほしいとお願いしましたが何かと理由をつけて断られていたんです。

義母は男性不妊を知らないのか、息子に原因があるわけないでしょうとなぜか自信満々。
これはチャンスと義母に息子を説得するように頼み、義母に「あなたは問題ないことを証明してきなさい」とそそのかされた夫はしぶしぶ検査を受けてくれました。

結果はやはり、夫のほうに元気がなかったのが原因でした。
義母は、そんなことはない、まさかうちの息子が原因だなんて! と喚いていました。

結果を受け止めついに妊娠

結果を受けて、ついに現実を受け止めた夫は気持ちを切り替えたように妊活に積極的になってくれ、食生活や生活を見直して規則正しい生活を送るようになりました。
すると、なんと半年後に妊娠していることがわかったんです。

検査結果がわかってからずっと「私が健康に生んであげなかったせいで」と落ち込んでいた義母も、妊娠を知って元気になってくれました。
義母には正直イラっとすることもありましたが、義母の説得のおかげで夫も検査を受けてくれましたし無事に妊娠することもできました。

妊娠することは簡単なことではないという認識がもっと広がって、男性不妊のことを知る人も増えてくれるといいですね。

ftnコラムニスト:karira

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