結婚して7年目、2人の子どもを持つ友人のB子。子どもも大きくなったので、フルタイムで働くことにしたのだそう。しかし、B子がフルタイムで仕事をすることを知った旦那のN太から「それなら稼ぎは割り勘で!」と言われたのだとか。家事全般をしながらフルで働くB子にとって生活費の割り勘は納得できない。譲らないN太に対してB子は、ある方法でN太を完敗させることを試みるのです。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

久々の仕事復帰

B子は8年ぶりの仕事復帰にドキドキしながらも、楽しみに出勤の日を待っていたそうです。

もともとB子はバリバリと仕事をこなすタイプだったので、子育てをしながらのフルタイム労働をしたいと、結婚前から思っていたのだそう。

その理由として、将来の貯蓄のほかに、子ども達が大きくなるまでは、たくさんのアクティビティを経験させてあげたい! という想いがあったからなのだとか!

確かに! アクティビティをするには、お金がたくさんかかりますもんね。

生活費は割り勘にしよ!

B子がフルタイムで働くことが決まったことを旦那に報告すると、思いもよらない提案が打ち出されたのだとか!

「フルで働くんなら、お前も生活費半分だしてな」「折半にすればオレの自由な金も増えるし!」とN太。

自分の稼ぎを生活費にあてるのは、もちろんだと考えていたB子ですが、まさかの……今まで養ってくれていた旦那から「生活費の割り勘」を提案されるとは思っていなかったといいます。

しかもその理由が、自分の自由なお金を増やしたいから……ってちょっと違う気がする、とB子は納得できなかったそうです。

そうですよね、家計が火の車なら分かるけど、自分のお小遣いを増額したいからというのは、少し納得がいかないかもしれません。

話し合いは平行線

それから2人の話し合いが始まったのだそう。

B子は、ほとんどの家事と育児をこなしながら、フルタイムで働くことは大変なことをN太に伝えると同時に、なぜそこまでしてお金を稼ぎたいのかなどを説明したそうです。

B子の稼ぎは家族みんなでたくさんのアクティビティを経験するための費用に充てたいことや、2人の老後の貯金のためにおいておきたいことを話したのだそう。

しかしN太の意見は、B子がフルタイムで働くのなら、その分今までの家計が浮くのだから、自分のお小遣いを増やせる! というものだったのだとか。

B子は、フルタイムといっても自分は正社員ではないし、時給のアルバイトと同じくらいの稼ぎなのだから、旦那の稼ぎと同等に考えないでほしい! とも強く言ったのだそうです。

しかし、N太は「生活費の割り勘」を譲らなかったのだとか……

見直し作戦

なかなか譲らないN太に対して、B子は家計と家事育児の見直しをしよう! と持ちかけたそうです。

「割り勘にするのならば、自分のものは自分で支払う事とする」したがって車のローンや毎月の酒、タバコ代は、すべてひとつにひっくるめて旦那のお小遣いとして、そこから出すこと! もちろん、職場で食べる昼食代も!

そうなると、N太が一ヶ月で遊びに使えるお金は1万円ほどになったのだとか!

一方、B子は職場にお弁当を自分で作って持っていくので昼食代はあまりかからない上、自分名義のローンはないし、お酒やタバコも必要ないので、N太よりも使えるお金が多かったのだとか。

また、好き嫌いなN太に合わせて夕食も旦那用にと別メニューを作っていたそうなのですが、それもしないことにしたのだとか。

「生活費の割り勘を求めるのなら、家事も折半で!」これがB子の作戦だったそう。

仕事から帰宅したN太は、自分で夕食を作らなければならず、とてもしんどそうにしていたそうです。

ギブアップ

家事育児、家計すべて折半の生活を開始してから3ヶ月目……

ついにN太から「ギブアップ」の声が上がったのだそうです!

「家事のしんどさがよくわかったし、B子の手料理が恋しい(泣)」「自分勝手な考えをしていたことに気が付いた……」とB子に謝ってきたのだとか。

それを聞いたB子は、N太が納得の上で、もとの家計方針に戻したのだそうです。

現在、B子の稼ぎは家計はもちろんですが、家族みんなでお出かけするための費用や貯蓄に充てられているということです。

ftnコラムニスト:さらら

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.