旦那への愛情から、義父母の介護を一生懸命頑張っているという人もいるでしょう。しかしあなたと同様の愛を、旦那が持っているとは限りません。そこで今回は知人から聞いた「旦那から介護要員としか思われていなかった話」をご紹介します。
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忙しい日々を送る

新婚のAさんは、忙しい日々を過ごしていました。主婦ではあるのですが、家事と育児を完璧にこなしながら、義母の介護もしなければいけなかったからです。

血の繋がっていない相手とはいえ、愛する旦那を育ててくれた義理の母……。その感謝があるからこそ、Aさんは懸命に家事や育児、介護をこなしていました。

旦那に相談することに

しかし数年が経つと、Aさんは徐々に疲れを感じるように……。最初は良かったのですが、忙しい日々が何年も続くと、さすがに限界を感じるようになりました。

そこでAさんは旦那に相談することにしました。旦那がせめて介護だけでも手伝ってくれれば、かなり楽になるはずだからです。

最悪の言葉

「ねぇ、家のことか介護、どっちか手伝ってくれない? 」Aさんは旦那にそう伝えました。

しかし旦那は「嫌だよ」と即答。そして「結婚する前に、全部やるって約束したよね? 」と言ってきます。

確かに結婚前、家事や育児、介護を全てやると約束していました。しかしそれができれば良いのですが、このままでは体を壊してしまうからこそ、旦那にお願いをしているのです。

そう伝えると、「はぁー」と旦那は大きなため息。そして最悪の言葉を吐き出します。

「介護とか家事とかしないんだったらさ、結婚した意味ないじゃん」

旦那の本性

「結婚した意味」その言葉を聞き、Aさんは全てを理解します。

旦那はそもそもAさんに愛情などなく、家事や介護をやってくれる人が欲しかっただけだったのです。介護や家事をしてくれる人なら、誰でも良かったのかもしれません。

旦那の本性を知り、大きなショックを受けたAさん。そして「頑張らなければ」という気持ちは一気に崩れ去り、旦那への愛情もその瞬間になくなってしまいました。

その後、Aさんは旦那と離婚。ようやく介護から解放され、今は子供たちと幸せな日々を過ごしています。

介護をやらせるために結婚したなんてことを知ったら、かなりショックですよね。そのような旦那と一緒にいても幸せになれないはずですので、別れて正解だと思います。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ

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