孫かわいさに会いたがる姑の気持ちは分かりますが、子連れで義実家に行くって正直面倒くさいことも多いですよね。今回は、ただでさえ憂鬱な義実家訪問で散々な目に遭ったエピソードを筆者の友人のA子に聞きました。
画像: ftnews.jp
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「孫ちゃんに会いたいの♡ 」

A子は1歳と4歳の子どもを育てています。
最近、下の子が少しずつおしゃべりするようになったこともあり、義両親は孫たちにメロメロ。特に姑の溺愛っぷりは大変なもので、毎日のようにA子に「孫ちゃんに会いた~い! 遊びに来て! 」「おもちゃを買ってあるから見にこない? 」と催促が来ます。

すべてを断るわけにもいかず、A子は週に1回ほど義実家に子どもを連れて遊びに行っていました。

「ゲホ! ゴホッ! 」 ……それってもしかして?

ところがある日、催促されて義実家を訪問すると、姑はひどい咳をしていました。
A子は子どもにうつることを懸念して、「体調悪そうなので、また今度改めて来ますね」と言ったのですが、姑は「違うの、これは風邪じゃなくてアレルギー! うつらないから帰らなくていいわよ! 」と言い張ります。

アレルギーがあるなんて聞いたことないけど……とA子は訝しく思いましたが、あまりに姑が断固として「アレルギー」と言い張るので、そのまま流される形で義実家に数時間滞在してしまいました。

オイィー! どうしてくれる?!

ところがその日の夜、子どもたちが姑と全く同じ症状を発症!
熱も出てきたので小児科を受診したところ、インフルエンザと診断されました。あとから聞いたところ、姑もやはりアレルギーではなくインフルエンザだったそうです……。姑からうつされたことは明白でした。

数日後に幼稚園で開催される発表会を楽しみにしていた上の子も、欠席せざるを得なくなりショックで大泣き。
子どもにこんな思いをさせてまで義実家に行く意味ある?! と思ったA子は、それ以来義実家と距離を置いているそうです。

まとめ

自分の「孫に会いたい」という欲望のために、その孫たちの健康を脅かしては元も子もありませんよね。ましてや大切な行事を台無しにされたら、孫からの評価もガタ落ちです……。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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