これは、私の友人が実際に経験した、ポジティブすぎるストーカー男のお話です。
なぜかストーカー気質の人って、自分の都合のいいように物事を解釈してしまうのでしょうか。
今回は、ストーカー男のポジティブシンキングが面白すぎて、思わず笑ってしまったエピソードをご紹介していきます。
画像: ftnews.jp
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「旦那に怒られる」→強引にでも奪ってほしい

友人とストーカー男Tさんはお互い既婚者。友人は30代、Tさんは40代半ばです。はじめは、「旦那さんとうまくいってる?」などとやたら旦那さんのことを聞いてきたそうです。知人は子供もおり、旦那さんとも仲良し。それでも「普通ですよ」と答えていました。

日に日にTさんの質問攻めはエスカレート。映画や食事に誘ってくるようになりました。何度も断るもお構いなしで、電話や長文のメールが送られてくるように。直接「旦那さんに怒られるから」と説明しても、「それって旦那さんの束縛が苦しいから強引にでも連れてってほしいってこと?」と意味のわからない返答。どうしてこうなってしまうのでしょうか…

無視→照れてる

さすがに気持ち悪いと感じた友人は、Tさんを無視するように。もちろん旦那さんにも相談。
仕事の休憩時間も会わないように過ごし、メールや電話も届かないように設定しました。

しかし、Tさんはそんなことでへこたれるようなストーカー男ではありませんでした。
休憩時間には話しかけられないと悟ったTさんは、仕事終わりの友人を車の近くで待ち伏せ。
「ねぇ、無視されるとこっちも傷つくんだけど?」からの、「照れなくてもいいよ、伝わってるから」
何が?!!と思った友人は気持ち悪すぎて返答もできず、速攻で車に乗って帰ったそうです。

ここまでの七転び八起きの精神にはもはや脱帽ですね…

ストーカー気質の人は自分の都合のいいように解釈する

その後友人は我慢できず、証拠となるメールや電話、日記をもとに上司へ報告。仕事に支障が出ているという判断で、Tさんは左遷されることに。
これでやっと仕事に集中できると思っていたのに、Tさんが左遷される当日友人のデスクの上にはメモ書きが。
メモの差出人はもちろんTさん。内容はこうでした。

「〇〇さん(友人)へ。
あなたの可愛い笑顔がとても好きでした。何度誘っても照れ屋さんなところも可愛いし、旦那さんの束縛も厳しくて大変なんだろうね。
僕はいつでも待っているよ。スマホをもう1台契約したから、こっちの嫁のことは心配しなくてもいいからね。
番号:070-XXX-XXX
Tより」

もはやTさんの頭の中はお花畑。友人がTさんに好意を寄せていると信じて疑わないような文面です。なぜここまで自分の都合のいいように物事を解釈できるのでしょうか。
気持ち悪さを通り越して呆れた友人は、会社の連絡用ホワイトボードにこのメモを貼り付けたそうです。

ftnコラムニスト:うしさん

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