不倫って、周囲からは冷ややかな目で見られていても本人たちの頭の中はお花畑だったりしますよね……。今回は思わぬ物から不倫バレしたエピソードを筆者の知人に聞きました。
画像: ftnews.jp
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仮面夫婦を続ける日々

知人のM美さんは結婚してから20年以上、仮面夫婦を続けてきました。
M美さんの夫は会社の経営者で収入は良かったのですが女癖が悪く、M美さんはずっと苦しめられてきたのです。
生活のため、子どもたちのため……とずっと耐えてきましたが、子どもたちもそれぞれ自立したし、もういいかげん私も自由になりたい! と常々思っていました。

届けられた品物の中には意外なものが

そんな時、夫が仕事中の事故で怪我をしてしまいます。幸い命に別状はなかったのですが、数ヶ月は家で安静にすることになりました。
自宅には毎日のように夫の仕事の関係者からお見舞いの品が届けられました。夫の会社の社員からも包みが届いたのですが、その中にはなんと千羽鶴が。「今どき珍しいな……」と思いつつも、M美さんはリビングに飾っておいたそうです。

執念のメッセージ! こわっ!

その夜、家事を終えたM美さんが何気なく千羽鶴を眺めていると、ふと折鶴の中に文字のようなものが見えた気がしました。おそるおそる何羽か折鶴を開いてみると、そこには信じられない文章が……!

「早く抱き締めて♡ 1人で寝るの寂しいよ……」「完治したらまた2人で温泉にいこーね! ずうっとイチャイチャしてたい♡ 」「愛してる愛してる愛してる」という、読んでいるこっちが恥ずかしくなるような言葉が同じ筆跡で書き連ねてあったのです!
夫の不倫相手からのメッセージであることは疑いようがありませんでした。

妻の胸中は?

しかし、長年仮面夫婦を続けてきたM美さんにはもはや嫉妬の気持ちすらなかったといいます。それよりも、「やっと証拠を掴んだ! 」という興奮のほうが勝っていました。

結局、M美さんはそのラブレターを元に夫の不倫相手を特定し、有利な条件で離婚に持ち込むことができました。
千羽鶴にラブレターを仕込むという馬鹿なことから発覚した不倫相手の女は慰謝料を請求され、職も失うことに……。

まとめ

恋愛脳になっていると、普段は絶対やらないようなこともやってしまいがちです。きっとこの女性も些細な出来心から千羽鶴にメッセージを書いてしまったのでしょう。それが結果として身を滅ぼす原因になってしまったなんて、皮肉なことですね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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