お正月になると親戚やいとこがたくさん集まるお家もあることでしょう。それだけでなく、近所の人がやってきて宴会が始まるお家も、実家などではあるかもしれません。そんな宴会に毎年気に入らない人が混ざっていることもあるのです。今回はママ友Gさんのお正月エピソードをお伝えします。

お正月に義実家に行きたくない理由とは・・・

ママ友Gさんは毎年お正月になると、北海道にある義実家に家族で帰省するのですが、それが嫌で嫌でたまらないのです。その理由が、夫の元カノが毎年義実家に居座っているからなのです。あまりにも三が日の間ずっといるので、結婚当初は親戚のお姉さんか従姉妹なのかな?と錯覚してしまうほどでした。夫の元カノは姑がご近所づきあいをしているお家の娘さんということもあり、姑のお気に入りでもあるのです。夫が高校生の時に付き合っていたそうで、その頃からの付き合いというからにはGさんも特に口出しできないままでいるのです。

入り浸るだけならまだしも、マウントまで取ってきた!

そしてまだ独身の元カノに義母は「息子と別れたって、お正月くらいは遊びに来てよ~♪」と言って呼び寄せては、家のことを手伝わせたりしているというから、嫁としてはかなり驚きでした。

そしてもっと驚いたのは、結婚して2年目のお正月に帰省した時に、彼女から「私、旦那さんの元カノですよ♪」と真実を告げられた時には大泣きしてしまいました。なんで夫の昔の彼女に新年早々顔合わせなきゃいけないの?しかもここ最近では「あ~あなたがお嫁さんだったら良かったのにね~」と姑はGさんの目の前で言ってくるのです。そこで元カノも否定したいしないものだから、とうとうGさんの気持ちは悲しみから怒りへと変わっていったのです。

そっちがその気なら、こちらも・・・

一時期は北海道への帰省をしないでいたのですが、義母が体調を崩したと聞いたので、夫も心配だったこともありその年の年末に帰省しました。そして、案の定元カノもその場にいたのです。義母は足を悪くしたようで、元カノをお正月以外でもちょくちょく呼び寄せているそう。帰省を終えて自宅に戻る日、義母が横になっている部屋にGさんと夫、義父と元カノが集まったので、その場でGさんは「お義母さん、あまり無理しないで、大変な時は◯◯さん(=元カノ)を呼んだらいいですよ。きっとすぐ来てくれますから、ねぇ?◯◯さん?」と言ったのです!そしたら、義母も「あぁ、そうね!ぜひちょこちょこ来てね!」と言い、義父も「たしかに、仲がいいんだし、お願いするよ♪」と続きました。そしてGさんも元カノを見つめて、「お義母さんのお世話、お願いね♪」と吐き捨ててきたそうです。

「あの時の元カノの青ざめた表情は今でも忘れられないわ♪いい気味。」と、Gさんは嬉しそうに語っていました。

ftnコラムニスト:南さおり

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