「何がクリエイターだ！クソ野郎！」芸術家の夫の不倫。サレ妻が選んだ恐ろしい反撃とは？

不倫を20年以上楽しむ父

友人の父は、地元では有名なクリエイターです。

しかしこのお父さん、若い頃からかなりの遊び人だったのです。

背が高く目鼻立ちもはっきりした外国人風のイケメンで、高齢になってからもかなりモテていたんだとか。

そのため結婚して20年以上たっても、不倫を楽しんでいました。

相手の女性たちの多くは、父と同じ芸術家だったそうです。

じつは仮面家族だった

友人が小さい頃は、父が家を空けることもおおかったそう。

こんなとき母からは「お父さんはアトリエにこもって作品に没頭してるのよ」と言われていました。

友人も自分の父は、クラスメイトのお父さんのような会社員とは違う職業だったので、不思議には思っていなかったそうです。

芸術家の父をサポートしながら、子どもたちを一生懸命に育ててくれる優しい母。

そんな温かい家庭だと思っていたはずが…友人は、父が病に倒れてから真実を知る事になるのです。

寝たきりの父を一人で介護し続けた母…

父は高齢になり、病気がちになりながらも活動を続けていました。

しかし病気が進行し、寝たきりになってしまいます。

友人の母は、自宅に戻ってきた父を「子どもたちやヘルパーの力を借りず、わたし一人で面倒をみます」と言って、最後まで誰の力も借りずにお世話をしたそうです。

父の葬式が終わり落ち着いた頃、友人が母に「ずっとお父さんを一人で看てて大変だったでしょ。なんで、ヘルパーさんとか頼らなかったの？」と何気なく聞いてみたそう。

すると母の口から、とんでもない一言が返ってきたのです。

夫の不貞行為をささやき続ける妻

「お父さんに仕返しするためよ」と薄ら笑いを浮かべる母。

「お父さん、結婚してから病気になるまでずっと恋人がいたのよ。家庭を守るために、知らないふりをしてきたの。でもね、お父さんが寝たきりになったとき、いい気味よって思って仕返ししてやったのよ」と衝撃の事実を伝えられたのです。

母は、寝たきりになった父の耳元で、
「あんたが今までやってきた事は全部知ってるんだからね！何が芸術家だ！一緒に高め合おう！？は？気色悪っ！」

と毎日、夫が今までしてきた不貞行為を何時間もささやき続けたそうです。

幸せな夫婦関係だと思っていた両親たちの真実の姿を知り、友人もしばらくは放心状態になりました。

その後、母はクリエイターの夫という重荷がなくなったことで、やりたかった趣味や仕事に没頭して、前よりもイキイキと人生を楽しんでいるそうです。

現在、バレてないと思って不倫を楽しんでいるみなさん。

パートナーは本当は、すべてお見通しかもしれませんよ。

とんでもない逆襲をうけるまえに、不倫から足を洗ったほうが安心ですよ。

ftnコラムニスト：広田あや子