「二兎追うものは一兎も得ず」ということわざをリアルに再現した不倫男がいます。
妻と愛人、おいしいところだけを取ろうとするズルイ思考は、女性に読まれてしまうのかも。
今回は、妻と不倫相手を両方手に入れようとした不倫男の末路をご紹介します。
画像: ftnews.jp
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友人から紹介された男性は既婚者だった

私の友人Sちゃんは、とある飲み会で1人の既婚男性を紹介されます。
とくに恋愛的な意味合いはなく、仕事の流れで一緒に夕食をとることになったのだとか。
「最近妻が冷たくて…」と夫婦の悩みを相談する既婚男性。
その日の飲み会では3人で楽しく盛り上がり、連絡先の交換もしました。

その後も既婚男性の悩み相談は続きます。
LINEでやり取りをしたり、一緒に食事をしたりするうちに、2人は不倫関係になりました。
「そんなつもりはなかったんだけど、奥さんの気が強そうで、なんだか可哀想になっちゃって」と、最初は余裕を見せていたSちゃん。
しかし、次第に不倫にのめり込み、彼氏が既婚者なのを辛く思うようになりました。

「妻と別れる」と言いつつ一向に離婚する気配はなし

「不倫は辛いから別れたい」とSちゃんが訴えると、不倫男は「妻とは別れるから待ってくれ」と王道のセリフ。
「彼は最初から奥さんについて悩んでいたから…」と、Sちゃんはその言葉を信じることにしました。
しかし、一向に離婚する気配はありません。
Sちゃんが離婚について聞くと、「今話しているところだから」の一点張り。

Sちゃんは不倫の悩みを私も含めた友人に打ち明けました。
全員「そんな男とは早く別れた方がいい」と言うのですが、不倫の渦中にいるSちゃんには響かないようです。

ついに妻が不倫の事実を知り…

結局、Sちゃんは1年間ズルズルと不倫を続けました。
そしてついに、妻に不倫がバレてしまいます。
なんと、妻が夫のスマホを使って、Sちゃんに直接LINEを送ってきたのです。

「薄々感づいてはいましたが、夫が不倫していることを今日知りました。夫は離婚したくないと言いますが、私にはもう無理です。あなたに差し上げます」

妻から送られたメッセージを読んだSちゃんは驚愕。
不倫男は離婚の話を全くしていなかったのです。

不倫男に待っていた孤独な末路

不倫男はSちゃんに言い訳を始めたのだとか。
しかし、Sちゃんは嘘をつかれていたことが許せません。
それでも、不倫男に説得されるかたちで受け入れてしまいました。
そして、不倫男の離婚が成立すると、「やっぱり無理」と振ったのです。

Sちゃんは許した素振りを見せていただけ。
自分がその場で不倫男と別れたら、妻に縋ることがわかっていたのだとか。
「私がいると安心させて、離婚してから振ってやったわ!」と言い放つSちゃんに、私と友人たちは拍手喝采したのでした。

ftnコラムニスト:ききた

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