男との不倫に溺れ、子供の育児放棄をした母親。子供からの逆襲とは?
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

母親から『女』へ変貌

「当時、母親と2人暮らし。内縁だった父と別居状態になり、それが暫く続いた頃、母が男を見つけ、その男と良い仲になってしまった」とA子は言います。
「父は呆れ、母に見切りを付け、生活費もストップ。まあ、当然のことだと思った」とA子。

私は『男』の次

「男と一緒になりたい」と言い出した母に、彼女は「女としてじゃなくて、ちゃんと母親としていてくれるならいいよ」と言ったそうなんですが、「そんなものは口約束にしか過ぎなかったんだと思う」とA子は言っていました。
「母親の中の優先順位はあっという間に変わってしまった」と…。

「家に置いてやってるんだから」と給料を根こそぎ…

A子の父親からの生活費を止められてからというもの、家計は一気に厳しくなったそうです。母親には浪費癖があり、先の事を考えられないような人だったと言います。
A子のアルバイトの給料日には「家に置いてやってるんだから」という理由を付けて、彼女の給料を根こそぎ奪われたそうで、「そのうち、働くのが嫌になって仕事をやめてしまった」と言っていました。

虐待とネグレクト

アルバイトを辞めて働かなくなったA子に対して、母親は「働くざるもの食うべからず」だと言って、食事を与えてもらえなくなったと言います。お腹が空いたA子は、母親と男がいない間にこっそりと冷蔵庫を漁り、食べ物を食べる、その繰り返しだったそうです。
ある日、彼女が鶏の唐揚げを食べたことで母親が激怒。
「男のお弁当のおかずを食いやがって!」
と、A子が意識を失いかけるまで殴られたり蹴られたりしたんだそうです。

捨てられた『女』

そんなことが日常的に繰り返され、うんざりしたA子。「自分が一人ででも生きて行ける道を選ぶことにした」と語ります。そして部屋を借り、一人暮らしをする事に決めたのは彼女が17歳の時だったそうで、その時に彼女が独り立ちするのを手伝ってくれたのは、A子の父親だったんだそうです。
お陰で劣悪な環境からの生還。
彼女は勝利を勝ち取り、誰にも邪魔されない人生を歩むために、今となっては母親とも連絡を絶っているそうです。
A子は「嫌な環境にいつまでも身を置かなくても、やる気になれば必ず道は開ける」と語ってくれました。

ftnコラムニスト:アッキーム

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.