現代では離婚をする夫婦は3組に1組。だけど、その理由はさまざま。
今回は「玉ねぎを買ってきてくれなかった」が離婚の引き金となったアキコさんの実例についてご紹介していきます。小さな不満も積み重なれば、離婚の原因となってしまうのです。あなたの我慢の限界もすぐそこかもしれませんよ。
画像: ftnews.jp
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育児や家事に協力的でない夫

アキコさんは働きながら子どもを育てる兼業主婦。夫は育児や家事を自分のすることだとは思っておらず、ワンオペ育児に夫の世話と忙しい日々を過ごしていました。大変だけどアキコさんにとってはそれが日常だったので、特に不満を感じずそんなものだと思いながら日々を過ごしていたのです。

「玉ねぎ事件」はある日起きる

夫が休みでアキコさんがパートの日、アキコさんにとって忘れられない事件が起きます。パート帰りで子供を保育園に迎えに行き、買い物を済ませ家に帰ると、休みだった夫はソファでスマホをいじっています。十分ひどい夫の態度ですが、この光景はアキコさんにとって日常茶飯事のため何とも思いません。

アキコさんは夕飯のカレーを作り始めた時、玉ねぎを買い忘れたことに気がつきます。カレーを作るのに玉ねぎがないのは致命的。暇そうにしている夫にアキコさんは声をかけます。

「ねえ、玉ねぎ買ってきてくれない?」

そのアキコさんの依頼に対し、夫から返ってきたのは「無理!」という短い一言だったのです。

「玉ねぎも買えない人とこの先やってける…?」・・・無理!

こんなことは何度も言われてきたはずのアキコさんですが、夫の放つ「無理」の一言を聞いた途端、夫への嫌悪感がむくむくと湧いてきてしまいました。とりあえず玉ねぎがなくては夕飯が完成しないので、子どもを連れスーパーへ。

目当ての玉ねぎを見つけカゴへ入れると、どうしてこんなにも簡単な作業を夫は無理の一言で片づけるのだろうと怒りや悲しみの感情が止まらなくなってしまいました。そしてスーパーで夫との離婚を決意してしまうのです。

「離婚したい!」夫にとってはいきなりの宣告

アキコさんが夫に離婚の意志を告げたのはその日の夜。驚く夫に対しアキコさんは「玉ねぎも買ってこられない男とこの先の人生を過ごすことはできない」と伝えます。「そんなことで…?」と呆然とする夫。子供がいるためすぐに離婚とはならず話し合いを続けましたが、アキコさんの意志は固く離婚が成立。

アキコさんは現在シングルとなり大変な生活を送っていますが、何もしない夫から解放され幸せを感じながら過ごしています。「どうして離婚を選んだの?」という友人の問いに「玉ねぎ」とは答えられず「いろいろあって…」と言っているそうですが、あの時の決断に後悔はないそうです。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶


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