自分が産む訳じゃないから、と実感がない男性、多いですよね。でも産む方は大仕事。あまり無神経な事をすると、その後の生活に響きますよ。
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恐妻家の友人

趣味仲間のB君は恐妻家で有名。「カミさんに怒られるから」が口癖でした。

ある時、仲間の1人が「何で、そんなに頭上がらないの?」と聞いてみました。
するとB君が話し始めました。
「今を遡る事、十数年前・・・」

今日出産はヤダな~

その日は遊びに行くつもりでいたB君。ところが奥さんの陣痛が始まってしまいました。
内心「え~、今日?」と思いましたが、渋々病院に同行。

「すぐに産まれそうです」と看護師さんに言われて、しばらく待っていたB君。
でも「すぐ」が30分なのか3時間なのか、B君には分かりませんでした。
時計を見ると、ちょうどお昼ご飯の時間。「ちょっと飯食って来るか」と近くのラーメン屋に行ってしまいました。

妻の冷たい視線

大好物のニンニク盛り盛りのラーメンを食べて病院に戻ると、すでに産まれていました。
恐る恐る分娩室に入ると、赤ん坊を抱いた奥さんの冷たい視線が。

「子供よりラーメンなんだ・・・」

B君の強烈な臭いで何を食べたかもバレていました。
「ごめんなさい・・・」
うなだれるB君を奥さんはジーッと睨んでいたそうです。

せめて寄り添う気持ちは持ちましょう

「それ以来、頭が上がらなくて」と弱々しい笑みを浮かべるB君。
女性陣からは「当たり前でしょ!」と冷たいツッコミ。

お昼時、お腹が空くのは分かります。
でも奥さんはもっと大変だと言う事を忘れずに。陣痛は空腹より、何百倍もキツイんです。
寄り添う気持ちだけは忘れないでください。

ftnコラムニスト:kanonmaru

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