接客の仕事をしていると、さまざまなお客さんに出会います。中には少し変わった方も…。今回は、住宅展示場に勤めていた友人から聞いたちょっと変わったお客さんのエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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住宅展示場で接客をしていたA子

住宅メーカーの住宅展示場で受付や接客の仕事をしていた友人A子。

ビルのフロアごとに、玄関や外壁・お風呂やシステムキッチンなどの設備を展示していたので、わざわざ遠方から見に来られるお客さんもいるほどの大きな住宅展示場でした。

A子は営業アシスタントで、受付や子どもさんの相手をするのがメインでしたが、営業の人手が足りないときにはヘルプでお客さんのご案内もしていました。

リアルを求める男性客

ある日、30代くらいの男性客が一人でやってきました。

その日は営業が案内で出払っていたためA子が案内をすることに。
資金はあるから将来のためにマンションを購入したいと男性が話したため、なんとか営業さんに繋げようと頑張って相手をしたそうです。

設備を案内して回っていると、その男性客がしきりに
「キッチンで料理しているように動いてみて」
「君はどのシャワーが使いやすいと思う?」
など、女の子のリアルな使い心地が知りたいからとA子に実際に使わせて、写真を撮り始めたそうです。

最後には、彼女と入った時の広さを実感したいからと湯舟に一緒に入らされたそう。
引きつりながらもなんとか案内を終えて営業さんに引き継ぐと、アンケートの内容は嘘ばかりだったそうで、電話も繋がらず。
ただの冷やかしの気持ち悪い客だったそうです。

客が待ち伏せ

さらに、男性客に言い寄られることもあったそうです。

いつものように宅配便の荷受けをしていると、A子あての荷物があることに気付きました。A子のフルネームが書かれていたので何かと思い開けてみると、中から花束が。メッセージカードには【この間は接客してくれてありがとう。食事でもどうかな。】と連絡先が書かれていて、来場者名簿を調べてみると以前来場した客だったそう。

ある時には、仕事終わりに50歳くらいのおじさまに待ち伏せされていたり、接客中にも関わらずしつこく連絡先を聞かれたこともあったそうです。

まとめ

その都度上司や同僚に相談していたそうですが、一歩間違えるとストーカーにもなりそうで怖いですね。
接客業をしているとお客さんに強く断ることもできず、仕事上の優しさを一方的に恋愛感情に置き換えてしまうお客さんもいるのかもしれません。
トラブルにならないよう、早めの相談が大切ですね。

ftnコラムニスト:karira

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