これは友人の身内内で起こった話です。友人の母は3人姉妹。その真ん中の女性(つまり友人からすると叔母)の旦那が義母(友人のおばあちゃん)を好きになってしまった話。当時友人のおばあちゃんは60歳手前で叔母の旦那は45歳。おばあちゃんの夫(友人のおじいちゃん)が入院して家にいない時に、おばあちゃんに言い寄っていたそうです!
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夜勤の帰りに義母宅へ

現場仕事をしていた叔母旦那は、夜勤の日によくおばあちゃん宅へ寄っていたそうです。

初めは何気ない用事を口実に訪れていたそうですが、次第に用事もないのに頻繁に1人で訪れるようになったのだとか。

お酒が入っているわけでもないのに「オカンってかわいいな♡」「その服、なんかそそるわ〜」など口説きともとれる言動を義理の息子がしていたそうです。

なんとなく不穏な空気を感じていたおばあちゃんは、仕事が終わったらまっすぐ家に帰るようにと言ったそうです。

しかし、次の週も夜中の1時や2時といった時間に連絡もなく突然訪れては「仕事で汚れたから風呂入っていいか?」などと、理由をつけては頻繁に来るようになったそうです。

合鍵を使って入ってくる

義理の息子が度々1人で夜中に訪れるのが嫌になったおばあちゃんは、夜中ということもあり、寝たフリをして対応しないことに決めたそうです。

しかし、何度かインターホンが鳴ったかと思うと、合鍵を使って勝手に家の中に入ってきたのだとか!

驚いたおばあちゃんはそのまま狸寝入りをしていたそうですが、そのまま襲われてしまったというのです。

ショックだったおばあちゃんは放心状態…

自分の母親が自分の旦那と無理矢理とはいえ、関係をもってしまったなんて娘が知ったら、どんなに傷つくのか…そう思ったおばあちゃんは誰にも言えずにすごく悩んだそうです。

身内にカミングアウト

それからも何度か合鍵で侵入されては、同意なしに関係を持たされていたということです。

友人によるとおばあちゃんは「事件にすると娘が可哀想」と思い警察に言うこともできず、1人で凄く悩んでいたということです。

しかし、このままだと困ると思い詰めていたおばあちゃんは、意を決して娘以外の身内にカミングアウトすることに決めたのだそうです。

おじいちゃんの心の広さ

身内にカミングアウトをしてから、退院してきた友人のおじいちゃんと娘3人のそれぞれの旦那、当事者のおばあちゃんの5人で事のいきさつによる話し合いが行われたそうです。

おばあちゃんと関係を持っていた叔母旦那は、友人のおじいちゃん(舅)から厳重な注意を受け、二度としない事を条件に、事件にはしないことになったそうです。

また、この叔母旦那の嫁(つまり友人の叔母)の耳には絶対に入れないこと!そうでないと、こんな事実を知ってしまうと、家族がバラバラになってしまう…

友人のおじいちゃんはかわいい孫と娘の事を想って、この憎たらしい叔母旦那の行為を許したのだそうです。

そんなおじいちゃんとおばあちゃんも数年前に他界したそうですが、この事実は叔母さんは現在も知らないのだとか。

友人は「それにしてもあの頑固なおじいちゃんがよく許したものだ」と今でも感心してならないそうです。

ftnコラムニスト:さらら

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