「お金の貸し借りはトラブルの元」と良く言います。確かに事実だし、反論もありません。でも割り勘も度が過ぎると面倒な事に⁉
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あっさりした優しい姑

最近、結婚した後輩のS美。
同居ではありませんが、姑は近くに住んでいて何かと付き合いがあるとの事。
「めんどくさくない?」と聞くと「あっさりした良い人なの。色々と助かるわ」と嬉しそうな様子。
その時は「ラッキーだったね」と笑っていたんですが・・・。

度が過ぎた割り勘派

数ヶ月が過ぎると、S美の口から少しずつ愚痴が。あるあるですが、その愚痴の内容が少し変。
「お金に細かくて」と言うので「倹約家なの?」聞くと首を振るS美。
そして「とにかく割り勘なのよ!」とキレ気味。

「一緒にお茶しても1円単位で割り勘だし、細かいのがないとレジで別にして、ってゴネるし」
レジの人と揉めた事もあると、憂鬱顔のS美。

妊娠すると、さらにややこしい事に

そんなS美が妊娠。姑は初孫に大喜び。
でも、問題は割り勘癖。ベビーグッズを買うにも細かく計算。どこまで自分が払うか、納得した理由がないと払わない。
逆にS美が払うと言っても「それは筋が通らない。私が払う」と言い張るのですが、基準がさっぱり分からない。

お腹をさすりながら「産まれたら、大変な事になりそう」と困惑顔のS美。

お金は大切、でもほどほどに

数ヶ月後、子供が産まれて休職中のS美を見舞いに行きました。すると「姑とは距離を置いている」とホッとした様子。
姑には息子である夫が「しばらく来ないで」と言ってくれたそうです。息子だけあって、母親の妙な拘りは良く分かっていました。

奢ってもらって当たり前の人、逆に何でも払おうとする人、いますよね。どちらも度が過ぎると相手には負担になります。
でも、割り勘も度が過ぎると疲れる事に。何でもほどほどが1番です。

ftnコラムニスト:kanonmaru

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