嫁姑の関係はただでさえデリケートなものです。気さくで優しい姑ならともかく、上から目線で批評してくるような姑だと厄介ですよね。
今回は帰省のたびに姑から“採点”されるという話を、筆者の友人のY子に聞きました!
画像: ftnews.jp
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姑の“採点”とは?

Y子の夫は地方に実家があり、都内に住むY子夫婦は年に何度か泊まりで帰省することになっています。

Y子にとってはただでさえ気の重い行事ですが、さらに追い討ちをかけるのは姑の“採点”です。
姑は帰省中ずっとY子の言動をチェックしていて、Y子たちが帰った途端にその結果を点数にしてY子本人に対してLINEで送りつけてくるそうなんです……!

初めての帰省から始まった姑の批評

それは結婚して初めて夫の実家に帰省した時のこと。Y子は緊張しつつも積極的に家事を手伝い、姑に気に入られようと必死になっていました。3日間の滞在を終え、「なんとか無事に済んだ……」と帰りの車中でホッと胸を撫で下ろしていると、姑からLINEが!

そこには、「洗い物を自分から『やります』と言ったのはよかったです。でも、勧められたからといって嫁の立場で一番風呂に入るのはナシ!帰る前に使った布団を干していかなかったのも減点。というわけで今回の得点は45点です。次はせめて50点を超えられるように頑張ってね」と書かれていました。

びっくりして運転席の夫に言いましたが、夫は笑って「母さんなりのユーモアだろ」と言うばかり……。

もう勝手にして!

それからも、帰省のたびに姑の“採点”は続きます。でも、どれだけY子が頑張っても姑は決して認めず、せいぜい50~60点しかくれませんでした。
しかも帰省を重ねるごとに姑の言い方はきつくなっていき、Y子は滞在中もずっと姑に見張られているようですごいストレスだったそう……。

結局、結婚3年目にY子もうんざりしてしまい、ついに姑に「今の私では到底100点はもらえませんね。自信がつくまで修行します。それまでは帰省しないことにしますね!」とLINE!

姑からは弁解めいた返信が来ましたが、無視して帰省しないことに決めたそうです。

まとめ

人にストレスを与えたり嫌な気持ちにさせた時点で、「ユーモア」ではなくなってしまいますよね。もっと違う方向にユーモアを持てば嫁にも仲良くしてもらえたかもしれないのに……と思わずにいられないエピソードでした。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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