不倫は一般的に1年程度で終わると言われています。長引いてもせいぜい3、4年が限度。でも本気だった場合は?
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社長の愛人は妻公認

もう随分昔の話です。
叔母が当時勤務していた会社の社長には愛人がいました。会社の人はもちろん、奥さんも知っていて、自宅にいない時はたいてい愛人宅に。
連絡網にもしっかり「〇〇さん」と愛人の名前が記されていたそうです。

関係は社長がまだ会社を興したばかりの頃に遡り、数十年続いていました。

愛人の方が好きだった⁉

社長も60代になり、息子に跡を継がせる事に。悠々自適の生活を送る予定でした。
ところが、病気が発覚。それほど長くないと宣告され、社長は驚きの行動に。
なんと、愛人宅に住んで帰ってこなくなったんです。

奥さんはもちろん激怒。何度も迎えに行きますが、社長は「ここにいたい」の1点張り。
とうとう帰宅しないまま、その日を迎えてしまいます。

愛人宅で息を引き取る

病院嫌いだった社長は愛人宅に医者を呼び寄せていました。そして、医者と愛人に見守られ、静かに息を引き取りました。
社長にとっては幸せな最後だったのかもしれません。

でも奥さんにとって、社長が旅立つまでの数ヶ月は地獄。
何十年も夫婦をやってきたのに、最後に選んだのは愛人。女としてのプライドがズタズタでした。

それ「浮気」ですか?

奥さんは愛人に「葬儀には入れない!墓参りも許さないからね!」と怒鳴りつけたそうです。
それでも、愛人は「選んでくれたのは私」と満足げだったとか。愛人としては最後に選ばれた喜びの方が大きかったんだと思います。

稼ぐ男は女好きが多いです。浮気くらい大目に見よう、と思ってしまう女性もいるでしょう。
でも、最後に愛人を選ばれたら?何十年もの夫婦生活に意味がなかった事になってしまいます。
本当に「浮気」なのか、良く見極める事も必要です。

ftnコラムニスト:kanonmaru

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