コロナ禍でネット通販を活用している人も少なくないのではないでしょうか?どんな時でも家まで届けてくれる配達員の人には感謝しかありませんが、中にはとんでもないクレーマーも存在するそうですよ。
今回は筆者の友人が宅急便の配達員としてアルバイトしていた時に遭遇した壮絶なクレーマーおばさんのエピソードをお届けします!
画像: ftnews.jp
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何気ない会話のつもりだったのに

当時友人は宅急便のアルバイトで、小包の配達をしていました。
ある時、一軒のお宅に荷物を配達し、出てきた40代くらいの女性にハンコを押してもらったのですが、押したハンコの端の部分だけインクがかすれて少し薄くなってしまったそうです。

とはいえ、1ミリにも満たない部分ですし、名前自体は十分読み取れたため、「これで大丈夫ですよ!ありがとうございます!」と友人は言いました。
相手の女性も「そう?ありがとう」と応えてくれて、「これ良かったら飲んで!」と缶コーヒーまでくれたそう。
しかも「ここに座って飲んでいったら?」と玄関まで入るように勧めてくれましたが、そこでまでするのはちょっと……と思い、友人は丁重にお断りして、缶コーヒーだけもらって失礼したそうです。

なぜかクレームの電話が……

その日、仕事を終わらせて会社に戻ると、上司から呼び出されて思わぬことを告げられます。
なんと、例の女性が「ハンコがかすれてるのに『これで大丈夫』と言い張って配達員が帰った!どういう教育をしているのか」というクレームの電話をかけてきたというではありませんか。

しかも、「『なんか飲む物ちょうだい』と居座って、玄関に座り込んでコーヒーを飲んでいって、すごく怖かったし迷惑だった!」とも言っていたそう。

全く事実と異なるクレームに、友人はビックリ!
幸い、上司は日頃の友人の勤務態度から「そんなことするわけない」と信じてくれましたし、ハンコも「これなら別にかすれてるというほどでもない」ということで友人に過失はないという結論になりました。

しかしクレームが入った以上そのまま放置するわけにもいかず、翌日上司とともに女性宅へ謝罪に行くことに……。

結局なんだったの?!ありえない対応をするクレーマーおばさん

翌日家から出てきた女性は、明らかに怒り顔。上司が説明しているあいだもずっと友人のことを鋭い目つきで睨んでいました。

最終的に「気になるようでしたらもう1度こちらにハンコを……」と友人が提案すると、女性は無言でハンコを取り出し、バン!バン!と朱肉に叩きつけ、伝票が破れそうになるほど乱暴にハンコを押して、そのまま家の中に入ってしまったそうです。

友人の手には朱肉でベタベタの伝票が……。
アルバイトを辞め、別業種に就職した今でも、「あれは一体なんだったんだろう……」と苦々しい思い出になっているそうです。

まとめ

コーヒーを飲んでいかなかったことが気に障ったのでしょうか……。ただでさえ忙しい配達員の人たちを煩わすようなことは絶対しないようにしたいですね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

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